夏なのにガス代が「1万円超え」でビックリ!まさか夫が湯船を10度以上高くして高温サウナ状態にしていたとは…どのくらいガス代を損したのでしょうか?
ガス代が高くなる主な理由
ガスの使用量や単位料金、都市ガスとプロパンガスのコストの違いなど、ガス代に影響を与える要素を理解しておくことは大切です。これらを理解することで、根拠に基づいた節約が可能になり、より効果的にガス代を削減できます。また、ガス代が高くなった原因を特定するのにも役立ちます。 ガス代が高くなる主な理由について、本項で詳しく見ていきましょう。 ■ガスの使用量が多い ガスの使用量が増えると、ガス代が高くなります。なぜなら、ガス代は基本料金と使用量に応じた従量課金で構成されていて、使用量が多いほど従量課金部分が増えるためです。 ガスの使用量が増える主な原因には、お湯を出しっぱなしにするなどによる出しすぎや暖房器具やガスコンロの使いすぎなどがあります。特に冬の時期は、ガスの使用量が増える傾向があります。 ■ガスの単価が高い ガス会社ごとに単位料金は異なります。例えば、プロパンガスは自由料金制を採用しているため、各会社が料金を自由に設定可能です。また、都市ガスも原料費調整制度に基づいた従量料金単価の見直しを毎月行っており、単位料金が変わることがあります。 ガス代の従量課金部分は、使用量に単位料金を掛けて算出されるため、使用量が同じでも単位料金が高ければ、ガス代も高くなります。
プロパンガスは都市ガスより料金が高くなる傾向
プロパンガスを使用していると、ガス代が高くなる傾向があるといわれています。プロパンガスの料金が高くなる理由には、配送コストや熱量の高さ、そして競争の少なさなどが挙げられます。 そのため、自宅がプロパンガスを使用している場合、ガスの使用量が少なくてもガス代が高いと感じることがあるかもしれません。
湯船のガス代を節約する方法
湯船のガス代を節約する方法は、次のとおりです。 ・入浴の間隔をあけない ・お湯の温度を高くしすぎない ・フタをする ・追いだきの頻度を減らす ・お湯の量を少なめにする これらの節約方法を取り入れることで、ガスの使用量やガス代を削減できます。経済産業省 資源エネルギー庁の「省エネポータルサイト」によれば、入浴の間隔があくのを防ぐことにより、2時間放置して4.5度下がったお湯200リットルを追いだきする場合と比べて、38.20立方メートルのガス使用量が削減できるとされています。これにより、年間で約6190円の節約が見込まれます。