来季トップ昇格のアビスパ福岡U―18前田一翔、プリンスL制覇&得点王へ「得点を取り切る」 トップチームとの練習試合で収穫
来季トップチームに昇格するアビスパ福岡U―18(18歳以下)のFW前田一翔(18)が、17日に雁の巣球技場(福岡市)で行われたトップチームとの練習試合で収穫と課題をつかんだ。 ■ごっっつい!高校生に見えない、福岡の希望・前田一翔の肉体【写真】 計90分間の試合にフル出場した前田は「最後は自分もチームも体力が落ちて失点が多くなった」と反省。それでも持ち味にしている瞬発力で相手DFの裏をかく動きを見せ、当たり負けもしなかった。「そこは自分のストロングなどで通用する。後はシュートを打てなかったので、得点を取り切るところにフォーカスを当てたい」と誓った。 次戦は23日に日章学園高校人工芝サッカー場(宮崎)で行われるプリンスリーグ九州の日章学園戦。勝つか引き分ければ自力で優勝が決まる。プリンスリーグは30日の大分U―18戦と合わせて残り2試合。優勝はもちろんだが、14得点の小野誠竜(大分U―18)を1点差で追う得点王争いにもこだわり「あと2試合で4点は取りたい」と意気込む。個人のタイトルも引っ提げて、12月6日と8日に広島で行われるプレミアリーグ昇格を懸けたプレーオフに乗り込むつもりだ。(末継智章)
西日本新聞社