このままではマズイ…。アーセナル、冬の放出候補6人。冨安健洋も危ない? 移籍の可能性がある男たち
ミケル・アルテタ監督の下で6季目を迎えるアーセナルは、多くの怪我人を抱えながらも悲願のプレミアリーグ優勝に向けて戦いを進めている。その中でチームの根幹を支える主力選手が多くいる一方で、アピール不足に終わっている選手もいる。今回は、来年1月にも出番を求めてアーセナルを去る可能性がある選手をピックアップして紹介する。※給与は『Capology.com』、成績は『transfermarkt』を参照 【写真】アーセナル、最新年俸ランキング
FW:ガブリエウ・ジェズス(ブラジル代表)
生年月日:1997年4月3日 24/25リーグ戦成績:8試合0得点0アシスト このブラジル代表FWは、2024年以降に出場した公式戦28試合で2得点に留まっており、プレミアリーグに限定すると今年1月のノッティンガム・フォレスト戦から18試合連続でノーゴールが続いている。 ただ、アシストをはじめとする得点関与の部分や、負傷離脱中だったブカヨ・サカの穴を埋めるなど、全くチームに貢献できていないわけではない。守備面でも、アーセナルが得意とするハイプレスでスイッチ役を担える貴重な選手であることは間違いないが、28試合で2得点は、背番号9を背負うストライカーとしては寂しい数字だ。 この成績でチーム2位の週給26.5万ポンド(5030万円)はあまりに高額である。高額な給与が移籍の障壁となる可能性も大いにあるが、放出候補になっても不思議ではない。 その一方で、負担が大きいサカの代役を担える存在であることを踏まえると、冬の移籍市場での放出は難しいかもしれない。仮に移籍が実現するのであれば、ジェズスのようにストライカーや右ウイング(WG)を務めることができる選手を獲得してからになるだろう。
DF:冨安健洋(日本代表)
生年月日:1998年11月5日 24/25リーグ戦成績:1試合0得点0アシスト アーセナルで4季目を迎えた冨安健洋が怪我に悩まされ続けている。 日本代表DFはプレミアリーグへと活躍の場を移してから毎シーズンのように長期離脱を繰り返しており、その中でも2024/25シーズンの稼働率は彼のキャリアでもワーストだ。10月末の時点でアーセナルは公式戦15試合を消化しているが、そのうちメンバー入りできたのは1試合しかない。 今季はプレシーズンのアメリカツアー直前に膝を負傷し、サウサンプトンとの第7節でようやく初出場を飾った。ところが再び同じ箇所に怪我を負ってしまい、ミケル・アルテタ監督は2日のニューカッスル戦に向けての会見で、復帰は早くとも11月の代表ウィーク明けになると明かした。これだけ怪我を繰り返すようであれば、冨安の代わりとなる選手を獲得しても不思議ではない。 ただ、簡単に放出候補と断言できないのは、コンディションさえ万全であれば、チームの期待に応える活躍を披露することができるからだ。戦力にカウントして選択肢の一つとしてチームに残すか、それとも選択肢から外して放出するのか。日本代表DFの去就に注目が集まる。