米国産馬カラヴァジェスティが鮮やか差し切り 戸崎圭太「いい走りでした」【東京4R・2歳新馬】
3日の4R・2歳新馬(芝1400メートル)は、カラヴァッジオ産駒で戸崎圭騎乗の1番人気カラヴァジェスティ(牡・奥村武)が大外から差し切って勝利。芦毛の米国産馬が初陣を飾った。勝ち時計は1分23秒7(良)。 スタート後から促していくアクションが見られ、道中もやや追っつけ気味の追走。それでも直線は大外に持ち出されると、上がり3ハロン33秒3の鋭い切れ味を発揮し、鮮やかな差し切りを決めた。 稽古から感触をつかんでいた戸崎圭は「追い切りから素軽い、いい動きをしていました。ダート血統寄りですが、素軽い動きでカバーできていますし、体も使えていい走りでした」と素質を評価。管理する奥村武調教師は「ゲートからの進みも良くなかったので、もう1ハロンぐらいあってもいいかなと思います」と今後の見通しを語った。 父カラヴァッジオは昨年の阪急杯覇者アグリなどの父としても知られる種牡馬。この馬は1400メートルでデビュー勝ちを果たしたが、師の口ぶりからはマイルでの活躍も期待できそうだ。
東スポ競馬編集部