【ホンダ新型ヴェゼル 三択の方程式:解の参】】オシャレな「PLaY」は装備がてんこ盛りのトップofヴェゼル!
インテリアもブルーが輝くPLaY。ガラスルーフはオプション扱いに
続いてインテリアに目を向けると、エクステリア同様に鮮やかなライトブルーが目を惹きます。鮮やかすぎて「アンビエントライト!?」と思ってしまったほど。グレージュカラーの合成皮革「プライムスムース」とブラック色のファブリックが織りなす質感高きシートにも、ライトブルーのステッチが施されています。 ただ少し残念と思われたのが、従来のPLaYではステアリングホイールのステッチにオレンジの差し色が採用されていましたが、今回のPLaYは他のモデルと同じ仕様が使われています。といっても、ここにもライトブルーのステッチが入っていたら、少々やり過ぎ感があったかもしれませんので、逆に英断だったかもしれません。 他グレードとの違いを細かく見ていくと、ギアセレクター横のガーニッシュはZのシルバー塗装と異なりピアノブラック塗装になっています。このようなグレードに合わせて細かい違いが見受けられる「品質の良さ」を感じられるのはヴェゼルならではです。またPLaYの魅力のひとつに、車内の天井がブラックカラーになっていることが挙げられます。全体に包まれ感が増した印象で、最上級グレードとしての特別感も生まれます。 そして今回、装備が上級グレード「Z」と同じ装備内容になったことも新型PLaYの大きな特徴です。これまでなぜか採用されていなかった「左右独立温度コントロール式」のオートエアコンがついに備わったほか、オプション扱いだったトランクルームのパーセルカバー(トノカバー)が標準装備となりました。またかなり細かいですが、間欠ワイパーが雨滴検知式になったのも嬉しいポイントですね。 ちなみに、これまで標準で8スピーカーを装備していたPLaYですが、今回からZグレード同様に6スピーカー仕様になりました。具体的にはリアドアの上部に配備されていた部分が無くなりました。といっても、オプションでプレミアムオーディオを装着すれば10スピーカーを手に入れられますので、音響装備に気を遣われる方はぜひ装着をおすすめします。 こうした魅力あるPLaYですが、人気グレードだったうえ、従来ガラスルーフを標準装備していたことで供給不足が発生、納期の遅延が問題となっていました。そこで今回から、そのガラスルーフをPLaYのオプション設定とすることで、それを求める人だけ選択できるようになりました。個人的には是非ともつけたいところですが、このオプション化でどのくらい納期が縮められるかは要注目です。