思い入れの強いゼッケン『27』で参戦! ホンダの電動トライアルバイク「RTL ELECTRIC」の開発ライダー藤波貴久選手に、つぐみライダーが直接聞いた!
ホンダの強さを求めて電動トライアルバイクの開発がスタート
みなさんこんにちは!女優・タレントの「つぐみライダー」こと、桜井つぐみです! 先日10月13日(日)に「2024 MFJ全日本トライアル選手権第6戦 和歌山・湯浅大会」が開催されました! 【画像】電動トライアルバイク「RTL ELECTRIC」と藤波貴久選手の画像を見る(15枚)
この日はホンダ初の電動トライアルバイク「RTL ELECTRIC」のデビュー戦!そして、元世界チャンピオンであり現在「Repsol Honda Team」の監督を務める藤波貴久監督の電撃参戦でトライアル界を大きく沸かせました!! 藤波監督が最後に全日本選手権へ出場したのが2003年。わたしがトライアルという競技を知った頃にはすでに監督業に移行されていたので「もう選手としての姿は見れないんだろうな」と寂しく思っていたんです…。 そんな中、21年の時を経てホーム・日本に帰ってきてくれたのは本当に朗報でした!! 今回は和歌山大会の前に藤波貴久監督、そして開発責任者であり元トライアル国際A級の斎藤晶夫さんにお聞きした「開発ライダーへの経緯から意気込み」、そして期待のNEW電動トライアルマシン「RTL ELECTRIC」についてお届けします!!
わたしが初めてトライアル競技を観戦したのは今年5月、もてぎでの世界選手権。そこではヤマハやガスガスなどの電動バイクが目立っていました。「RTL ELECTRIC」は、そんなライバル達に対抗するための登場かと思っていたのですが、「ライバルマシンを意識したというより、世界チャンピオンの愛機であるホンダの誇り高いマシンに追いつけ・追い越せの意識で開発している」とのこと。 ライバルを落とすことが目的の主軸ではなく、よりホンダマシンへの強さを求めて力を注いでいる…この姿勢がわたしはとても好きで、思わずグッとくるお話でした。
開発ライダーに抜擢された理由とは
さて、今回藤波監督は「開発ライダー」としての参戦でした。いうまでもなく、これまで多々チャンピオンを勝ち取り、計り知れない経験値を積んでこられたので適任ですよね!