【ワンランク上の名門をクローズアップ!手頃な価格のアメリカ時計】アメリカブランドの狙い目ウオッチ~Vol.2~
【ピックアップモデル/HAMILTON】カーキ フィールド マーフ
2014年公開の映画『インターステラー』で主人公のマーフが着用したカスタムメイドの時計として登場し、発売後はすぐに人気モデルのひとつへと成長した“マーフ ウォッチ”の新作。 同シリーズ初となる待望のステンレススチールブレスレットが採用され、カーキシリーズのミリタリーデザインは踏襲しつつもよりスタイリッシュな雰囲気に仕上がっている。80時間のロングパワーリザーブを誇る“H-10”ムーヴメントを搭載しており、実用性も抜群だ。
BULOVA(ブローバ)
360Hzの音叉を時間制御に使用した世界初の音叉式時計“アキュトロン”を1960年に発表。当時としては驚異的な±1分という高精度を実現し、クォーツ時計が席巻するまでは最も正確な腕時計として信奉を受けていた。また、当時のアメリカの宇宙計画にも大きく貢献したブランドでもあり、アポロ15号とともに月に降り立ったモデルも。21世紀以降も262kHzで高振動するハイパフォーマンスクォーツや、世界初のカーブクロノグラフムーヴメント搭載モデルを発表するなど、数々の“世界初”を生み出してきた老舗ブランドだ。
【ピックアップモデル/BULOVA】ルナ パイロット クロノグラフ(11月22日発売予定)
1971年にアポロ15号が月面着陸に成功した際に船長が月面で使用した"ルナ パイロット クロノグラフ" 復刻版の最新作。当時のBULOVAロゴを採用し、デイト表示のない文字盤はより忠実にオリジナルを再現している。 皆既月食時の赤みを帯びたブラッドムーンをモチーフに、月面の凹凸感までも見事に再現。クロノグラフと外周部のタキメータースケールは光沢感のあるシルバーホワイトに、針とインデックスには夜光仕上げが施されており、スポーティで深みのあるルックスに仕上がっている。 独自の高振動のハイプレジションクォーツを搭載。10万円アンダーの価格も非常に良心的だ。
文◎市村信太郎(編集部)