「下品にならない大人の肌見せとは?」佐藤佳菜子&東原妙子のファッションお悩み相談
悩めるバイラ読者からリアルに質問を募集。ときには珍回答もありながら、スタイリストの佐藤佳菜子さん&エディターの東原妙子さんが明快アンサー! 今回は、大人のちょうどいい肌見せ具合について。 【写真】佐藤佳菜子&東原妙子のファッションお悩み相談
Q.年齢と肌見せのちょうどいいつきあい方は?
A.普通の下着でOKの範囲を一カ所だけ出す! 佳菜子 全身ピチピチのプリンプリンならいいんだけど、とはいえ大人の肌見せは“品のよさ”が絶対条件。出すならデコルテ、肩、背中、脚のどこか一カ所にとどめるべし。 妙子 そうね。私は露出好きだから(笑)、アンクレイヴ ホワイトでも毎シーズン肌見せ服をつくっているけれど、デザインするときのひとつの指標にしているのは、“特殊な下着を用意しなくても着られる”ってこと。たとえば、背中開きの服だとしても、普通のブラジャーが見えてしまうほど大きく肌が露出しないよう調整してる。 佳菜子 確かに、そこさえ守っていれば、大人としての社会性をキープできる気がする!
ブラウス¥16940・デニム¥21890/アンクレイヴ(アンクレイヴ ホワイト) その他/すべて本人私物
ブラウス¥50600/デパリエ 伊勢丹新宿店(デパリエ) その他/すべて本人私物
スタイリスト 佐藤佳菜子 さとう かなこ●独特のサトカナ節で、思わずひざを打つ誰もが取り入れやすいファッション理論を提案する人気スタイリスト。ベーシックを基調としたモダンできれいめなスタイリングを得意とする。 エディター 東原妙子 ひがしはら たえこ●エディターとしてBAILAなどの雑誌を中心に、広告やブランドのカタログなどで幅広く活躍。2021年秋から人気ブランド「アンクレイヴ ホワイト」のディレクターを務めている。 撮影/撮影/長谷川怜実〈S-14〉 ヘア&メイク/沼田真実〈ilumini.〉 スタイリスト/佐藤佳菜子 取材・原文/東原妙子 ※BAILA2024年8・9月合併号掲載