【写真蔵】よりダイナミックに、より快適に進化した、メルセデスAMG GT
メルセデスAMGらしい、スポーツ性と快適性の両立
メルセデスAMGのトップパフォーマンスモデル、「メルセデスAMG GT クーペ」が新型となって日本デビューを果たした。そのディテールを写真で紹介しよう。 【写真はこちら】ボディシェルは専用開発。基本スタイルは従来型を踏襲しているが、サイズは全体的にひとまわり大きくなっている。(全16枚)
初代のメルセデスAMG GTが登場したのが2014年(日本デビューは2015年)。ロードスターやハイパフォーマンスモデルも設定され、マイナーチェンジや4ドアモデルも追加されるなどして、スーパースポーツカーとしてもロングセラーとなっていたが、満を持して2代目にフルモデルチェンジされた。 スタイリング的には先代のイメージを踏襲しているが、フロントグリルはワイドで立体的になり、21インチの大径タイヤ&ホイールが足元を引き締め、スリムかつ水平なテールランプがリアを引き締めている。テールエンドには電動格納式のリトラクタブル リアスポイラーも備わる。 インテリアは、アナログとデジタルを融合させた「ハイパーアナログ」デザインを採用。航空機からインスパイアされたダッシュボードは左右対称でウイング形状で、中央には11.9インチの縦型メディアディスプレイが備わる。メーターパネルは12.3インチのデジタルコクピットディスプレイで、ハイパフォーマンスかつラグジュアリーな雰囲気を醸し出す。また、基本は2人乗りだがオプションで+2のリアシートも用意される。 パワーユニットは従来型同様の4L V8ツインターボだが、数多くの改良が施されて585psと800Nmを発生。これにAMGスピードシフトMCT9速ATを組み合わせ、駆動方式には4WDのAMG 4マティック+を採用している。油圧式のAMG アクティブライドコントロール サスペンションや電子式LSD、それに後輪操舵も備え、スーパースポーツカーにふさわしいダイナミックな走行性能を実現した。 レーダーセーフティパッケージをはじめとした安全装備や、第2世代のMBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)などの快適装備も充実。ハイパフォーマンスかつラグジュアリーながら、メルセデスAMGらしい技術ノウハウを誇示するモデルとなっている。
メルセデスAMG GT 63 4マティック+ 主要諸元
●全長×全幅×全高:4730×1985×1355mm ●ホイールベース:2700mm ●車両重量:1940kg ●エンジン:V8 DOHCツインターボ ●総排気量:3982cc ●最高出力:430kW(585ps)/5500ー6500rpm ●最大トルク:800Nm(81.6kgm)/2500-5000rpm ●トランスミッション:9速AT ●駆動方式:フロント縦置き4WD ●燃料・タンク容量:プレミアム・70L ●WLTCモード燃費:未発表 ●タイヤサイズ:前295/30R21、後305/30R21 ●車両価格(税込):2750万円
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