年収450万円なのに、ゴールドカードの審査が通りませんでした…住宅ローンを組んでいると利用できないのでしょうか?
ゴールドカードは、高い信用力やステータスの象徴として人気のあるクレジットカードです。しかし、年収が450万円ほどあるのに審査に落ちたという悩みを持つ人もいるようです。年収が条件を満たしているにもかかわらず審査に通らない場合、どのような要因が影響しているのか気になる方も多いでしょう。 そこで本記事では、ゴールドカードの審査基準や、審査に通過するためのポイントについて解説します。 ▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
ゴールドカードの審査基準
ゴールドカードの審査は年収の高低だけで決まるわけではなく、いくつかの要素を総合的に判断したうえでカードの発行可否を判断しています。 ■年収の目安 ゴールドカードの年収基準はカード会社によって異なり、審査に通過できる年収の目安は公表されていません。株式会社NTTドコモが15歳~79歳の男女7000人に行った調査によると、ゴールドカード保有者の約6割の個人の年収は400万円未満でした。 クレジットカード会社各社の公式サイトでは、安定した収入がある方が条件にあげられているケースもありますが、年収が高ければいいというわけではなく、年収以外の要因も大きく影響していると考えられます。 ■信用情報の確認 カード会社は、申込者の信用情報を信用情報機関で確認します。ここでは次のような情報がチェックされるでしょう。 ●ほかのクレジットカードやローンの利用状況:延滞や未払いがあれば審査に不利になることもある ●借入額の多さ:住宅ローンや自動車ローンなどが影響することもある ●短期間でのカード申し込み:短期間に複数のカードを申し込むと多重申し込みと判断され、不利になる可能性がある ■職業や雇用形態 正社員や公務員など、安定した職業や雇用形態であれば審査に有利でしょう。一方で、契約社員やアルバイトでも年収や信用情報が良好であれば審査に通る可能性はあります。
ゴールドカード審査時における住宅ローンの影響
住宅ローンを組んでいる場合、審査に影響することがありますが、ローンがあること自体が直ちに審査落ちの原因になるわけではありません。ここでは、ゴールドカード審査に影響すると考えられる項目について見ていきましょう。 【借入額と毎月の返済額】 住宅ローンの残高が高額で毎月の返済額が多い場合、カード会社が返済能力に不安があると判断することがあります。 【ほかの借り入れ状況とのバランス】 住宅ローンに加えて複数のローン(自動車ローン、消費者金融など)を抱えている場合、総合的な信用力が低下する可能性があります。 【信用情報の管理】 住宅ローンの返済で延滞がある場合、信用情報に傷がつき審査に落ちやすくなるでしょう。一方で、ローンを適切に返済している場合は信用力が高いと評価されることもあります。
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