ベリンガム「過去の自分にこう言ってあげたい。『自分を貫くんだ。レアル・マドリードに加入して後悔することなど何一つない』ってね」
レアル・マドリードは18日にドーハでインターコンチネンタルカップ決勝、パチューカ戦に臨む。前日会見に出席したMFジュード・ベリンガムは、昨季加入した同クラブでラ・リーガ、チャンピオンズリーグ、UEFAスーパーカップに続く、4個目のタイトルを獲得する意欲を示した。 「また決勝を戦えることを喜ばしく思っているし、このクラブの獲得タイトルを増やすことができる、本当に大切な一戦として立ち向かいたい。光栄なことであり、勝利を期待しているよ」 ピッチ上で、攻守両面において絶大な影響力を発揮しているだけでなく、チームメイトを叱咤するような振る舞いも見せるベリンガム。自身がレアル・マドリードのリーダーであるかとの問いに対しては、次のように返答している。 「チームの中には多くのリーダーがいる。重要なのは互いに敬意を払うこと、責任を背負い合うことだ。僕たちはチームメートを信頼しているか」 今季序盤こそほとんどゴールに近つけず無得点が続いたベリンガムだが、初得点を決めると堰を切ったようにネットを揺らし続ける。ここまでの8試合では7得点と、昨季にも勝るとも劣らぬ上回るペースで得点を量産し、両腕を広げ続けている。 「ここ最近の試合では、よりペナルティーエリア内に飛び込むことがでてきている。大好きなプレーだし、今後も続られることを願っているよ」 「プレッシャーについて? 世界最高のクラブでプレーしていれば、そのプレッシャーは光栄なものだと感じられる。僕はフットボールの一ファンだし、物事がどう機能しているかは分かっているつもりだ」 一昨年の2022年にはイングランド代表として、カタールでワールドカップに臨んでいたベリンガム。2年前の自分に言いたいことがあるかと問われると、次のように返納している。 「自分自分であり続け、下した決断は変えるなと言いたいね。後悔することなんて何一つとしてない。僕はここで、すべてがうまくいっていることに、とても満足しているよ」