岡本和真、今冬のMLB移籍は“封印”へ 米記者が報じた「事情」 不動の4番残留は阪神・大山悠輔のFA問題にも影響か
阪神は引き留めに全力を
不動の4番の“残留”は、今オフのFA市場での動きにも繋がってくる。とりわけ影響を受けると考えられるのが、水面下で調査を行っていると報じられている大山悠輔の獲得動静だ。 巨人は、今オフに言わずと知れた阪神の4番打者の調査を開始。今季に得点圏打率.354、OPS.721と勝負強さを発揮した大山の動静を岡本退団にも備えて注視していたという。 ただ、岡本が残留となると状況は変化する。岡本と同じ一塁と三塁をポジションとする大山の巨人でのレギュラーも約束はされない。 無論、残るとなれば、藤川球児新監督の新体制下でも構想の核を担うと見られる。実際、阪神はマネーゲームも覚悟して大型の複数年契約を提示。グラウンド内外でリーダーシップを発揮する主砲の引き留めに全力を注いでいる。 早くも白熱する今オフのストーブリーグ。名手たちの動静は引き続き注目だ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]