【川崎・鬼木監督の心を揺さぶった試合後の光景とは。サポーターとの”レアな関係”(2)】「なかなか分かってもらえないぐらいありがたい」「強烈なものが突き刺さってくる」と表現したもの
「すごくいろんなことに選手がポジティブにトライしているのはすごく自分としてはやりがいもあるし、楽しめる部分」 ■【画像】川崎・鬼木監督の心を揺さぶった試合後の光景とは……頭を下げて応えた雨の中の観客席前■ 鬼木達監督は、FC東京と横浜F・マリノスとの2試合を終えての気持ちをこう表す。代表ウイークで儲けられた中断期間に、川崎フロンターレは代名詞とも言える4-3-3から4-2-3-1へとシステムを変更。「ゼロからスタートしよう」と呼びかけた中で、手応えのある船出に成功した。 「いろんな意味で人を生かすためにやってますけど、そして、いろんなことを意識してやってますけど、昨日も守備では最後の粘り強さの部分で選手の中でもやらなきゃいけないことがしっかりと表れて、こうやって中断期で(失点が)ゼロが2つというのは非常に評価できるところでもありますし、本来は良い攻撃から(失点)ゼロになってるってのが一番いいものなので、そういう意味でまだまだ積み上げなきゃいけないとこありますけど」と課題と収穫を説明する。 横浜FM戦では得点を入れることはできなかった。しかし、“見せたもの”があった。後半途中に入ったフレッシュな選手を退場処分で欠いたものの、耐えるだけでなく前に出る姿勢も示したからだ。雨の中で掴んだ勝点1は、その数字以上の重みがあった。
■2つの気持ちを持って臨んだ2試合
「ゼロから始める」ということと、「覚悟して挑む」という2つの気持ちを持って臨んだこの2試合。じっくりと腰を据えて呼びかける成長とチーム作りにおいて、手応えは間違いなくあった。 「体を張らなかったり、逃げていたりとかそういう部分はミーティングでも指摘しますし、ただ指摘したからといってすぐ何かできるわけでもないと思うんですよ。やっぱり染みついてるものもありますので、でも、それを少しずつ、怖がらずに距離感を詰めていったりとか、もしくはそれができている人のプレーをチョイスして見せて、これがいいっていうものを見せれば、また逆にそういうのをやってくれたりとかもする。そうやってできてない部分とできている人のところとか、そういうのをちょっと織り交ぜながらやっているので、その中で選手も伸びていってくれれば」 穏やかな口調で語る指揮官は、それぞれの成長を感じることに楽しみを感じているようだった。 だからこそと言うべきか、横浜FM戦での引き分けについて、長いリーグ戦を考えたうえでの「勝点1をしっかり取ることの重要性」を感じつつも、「選手にも頑張ったものを結果として出させてあげたかった」とも話す。 そして、「1チャンス、2チャンスを作ろうという中で、最後、旭が決めてたら面白かったと思うんですけど(笑)」と途中で笑いを入れながらも、「守るだけじゃなくて、最後にそういうところ(攻める姿勢)を見せられたのも非常によかった」と振り返る。
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