温室ガス新目標を了承 「35年度60%減」 政府本部
政府は27日、地球温暖化対策推進本部(本部長・石破茂首相)の会合を首相官邸で開いた。 温室効果ガスの新たな削減目標を盛り込んだ次期地球温暖化対策計画案を了承。2013年度比で35年度に60%、40年度に73%の削減を目指す。意見公募などを経て、閣議決定する。 計画案には、再生可能エネルギーの導入拡大や必要な技術革新の推進などを明記。経済成長、脱炭素の同時実現に向けて取り組む方針を打ち出した。 政府は来年2月までに新目標を国連に提出したい考えだ。