Windows PCを使ってきた人が「Mac」に乗り換えるのは大変? 具体的にどこがどう違う?
◆使えるアプリに違いはある?
ソフト面では、標準のブラウザがWindows PCでは「Microsoft Edge」であるのに対し、Macでは「Safari」になるなどの違いがあります。しかし、GmailやGoogleドキュメントなど、ブラウザベースのWebサービスはそのまま使えますし、ビジネスシーンに欠かせないアプリであるMicrosoft OfficeにもMac版があります。 両方のOSに対応するアプリやサービスを中心に利用すれば、Windows PCとの違いもあまり気にならないはずです。注意したいのは、パソコンゲームや業務アプリなどはWindowsにしか対応していない場合が多いこと。利用したいアプリやサービスがある場合は、事前にチェックしておきましょう。
◆Macを使うメリットは?
Macにはさまざまなメリットがあります。 1つ目はソフトとハードの両方がアップル製で、パーツや周辺機器、追加したアプリの相性などによるトラブルが発生しにくいということ。発生した場合でも、トラブルが特定しやすくなっています。 2つ目は、iPhone、iPadと簡単に連携できること。iPhoneをWeb会議用のカメラとして使ったり、同じアプリを連携して使ったりできます。すでにiPhoneやiPadを活用しているなら、Macを利用すると便利です。 3つ目は写真や動画の編集、音楽制作など、クリエイティブな用途で活用できること。アプリ開発など、プログラミングの現場でも活躍しています。もちろん、一般的なオフィスワークやビジネスにも利用できます。
◆Macを安く購入する方法
Macはすべてアップルの製品なので、販売店による価格差はほとんどありません。わずかに販売店のポイントがつくことはありますが、同じ性能のMacなら基本的に値段は同じです。 それでも安く購入したいなら、「認定整備済製品」が狙い目です。これは初期不良などで返品された製品を再整備したもの。1年間の製品保証がつく上、通常の新製品よりも安く購入できます。 ただし整備済製品の特性上、いつでも在庫があるわけではないので、購入のタイミングなどを見計らう必要はあるでしょう。
◆まとめ
Windows PCとMacには細かな違いはありますが、カーソルを動かしてファイルやフォルダを操作する点は同じです。Windows PCからMacに乗り換えたいときは、「移行アシスタント」機能を使えばデータの移行も簡単にできます。安心してMacを使ってみてください。
コヤマ タカヒロ(デジタル・白物家電ガイド)