Windows PCを使ってきた人が「Mac」に乗り換えるのは大変? 具体的にどこがどう違う?
主にビジネスシーンで人気の高いWindows PC。仕事の延長でプライベートでもWindows PCを使っている人も多いのではないでしょうか。しかし、個人向けのPCには別の選択肢もあります。そのひとつがMacです。 【画像】Macで「コピー」するときに便利なショートカットキー
◆MacとWindows PCの大きな違い
Macは米アップルが開発・販売するパソコンで、MacOSを搭載しています。一方、OSの開発は米マイクロソフトが、本体の開発・販売は他のさまざまなメーカーが手掛けているのがWindows PCです。 MacとWindows PCの最も大きな違いとして挙げられるのは、Macにはアップルが販売しているモデルしかないという点です。例えば現行モデルのノートPCを選ぶなら、13インチ/15インチのMacBook Air、14インチ/16インチのMacBook Proが候補となります。 あとはそれぞれのプロセッサやメモリ、ストレージなどの性能を比較して、購入するモデルを決めるだけ。Windows PCのように多くのメーカーから無数のモデルが出ているわけではないので、選びやすいのが特徴です。
◆操作方法の違いは?
実際にMacに乗り替えた場合、使い勝手の部分でWindows PCと異なるのがキーボードやマウスです。 WindowsとMacでは一部のキーが異なります。Windowsにある「Alt」キーや「Windows」キー、「半角/全角」キーなどがなく、代わりに「option」キー、「command」キーなどが用意されています。 コピーやカット、貼り付け(ペースト)などのショートカットにはcommandキーを用います。指使いも変わってくるため、初めてMacを持つ人は使いながら慣れていく必要があるでしょう。 またMacの場合はマウスをほとんど使わず、トラックパッド(タッチパッド)で操作する人も多いようです。トラックパッドにボタンがなかったり、スクロール操作の向きがWindows PCと逆だったりするのも、Macの特徴です。 OSの構造も異なるので、Windows PCを使い続けてきた人は細かな設定や挙動の違いに戸惑うこともあるでしょう。ただMacは非常に感覚的に使える部分が多いので、すぐに慣れることができます。