新進気鋭の飛ばし屋・新村駿、2年前の覇者・山田大晟、そして野球界から参戦した平成の怪物・松坂大輔、に注目!【萩原菜乃花の次に花咲くABEMAツアー注目選手・太平洋クラブチャレンジ編】
平成の怪物・松坂大輔さんがABEMAチャレンジャーとして出場
ABEMAツアーには、ABEMAチャレンジャーという枠があり、プロやアマチュアの選手の大会出場を促しています。今大会では3名のアマチュアがその枠で参戦していて、そのなかの一人が元メジャーリーガーの松坂大輔さん。ちなみに、あとの2人は専修大学4年生の福住修さん、大阪学院大学2年生の古川創大さんで、学生の試合で好成績を残している選手です。 松坂さんは全英オープンの現地レポーターとして活躍したり、2023年にABEMAで「松坂大輔ネクストステージ」と題し、ABEMAツアーへの出場へ向けた挑戦を追うゴルフリアリティ番組に出演するなど、趣味の域を超えた真剣さでゴルフに取り組んでいて、22年レギュラーツアーの「ゴルフパートナー PRO-AM」のアマの部・スクラッチ戦に出場した経験を持ちます。このときは初日、2日目ともに「79」で35位とまずまずの結果で、ホールアウト後の取材では「楽しかったけど、めちゃくちゃ疲れました」と話した笑顔が印象的でした。同組で回った時松隆光選手は、「ティーショットは僕より全然前に行くし、ショートゲームも上手。何度もプレッシャーをかけられました」とたじたじ。 アマの部とはいえ、プロトーナメントでのプレーは経験済みで、今回はどのようなプレーを見せてくれるのか楽しみです! 一緒に練習ラウンドをした木下康平選手がいうには「ドライバーはキャリーで300~310ヤードくらい飛んでいたと思います。その飛距離ももちろんすごいんですが、アプローチとかの小技もめちゃめちゃ上手です!」とのことでした。 練習ラウンド後は、ブリヂストンのツアーバスに直行し、58度のウェッジのソールを微調整するほど真剣さが伝わってきます。また、その微調整が終わると、すぐさまバンカー練習場に向かい、悪天候でプロが帰ったあとも、最後まで黙々とバンカー練習をしていました。これまでに元プロ野球選手がJGTOのトーナメントに出場した記録でいえば、ジャンボさんこと尾崎将司選手を除けば、いずれも予選落ち。松坂さんがこの記録を止めることができるのか注目です! 先にも記載したとおり、初日は9時49分から10番スタートで飛ばし屋の新村駿選手と同組になります!
フリーアナウンサー・萩原菜乃花