俳優・古川雄輝、ハマり役となるには「役柄よりも重要度が大事」 海外を見据え“新たな挑戦”
Netflix『僕だけがいない街』や映画『風の色』『リスタートはただいまのあとで』など、数々の映画やドラマで活躍中の俳優・古川雄輝。昨年末には写真集「Λ」が発売され、鍛え抜かれた肉体美を披露している。中華圏での人気も高く、海外作品の出演への意欲も見せる古川に、役者として演じる上でのこだわりやの今後のビジョンについて話を聞いた。 【写真集カット】部屋着であくび…ラフな姿の古川雄輝
■「新しいことに挑戦したい」 役者としても人としても成長を問われていると実感
――過去に出演されたドラマ『5→9~私に恋したお坊さん~』(フジテレビ系)や『ラブリラン』(読売テレビ・日本テレビ系)など、優等生やエリートな役どころが多かったですが、ご本人としてはどう感じていますか? 【古川雄輝】そうですね。得意分野ではありますが、演じていて楽しいのはクセが強い役やコメディー系の役。役者の技量が問われるような、少し遊びを入れるなどの引き出しを多く出していける役にもどんどん挑戦していきたいです。 ――帰国子女で語学堪能という経歴もあります。そういったイメージや雰囲気などが邪魔になると感じることもありますか? 【古川雄輝】イメージがなければいろいろな役にハマれるのかもと感じることはあります。ただ、役柄よりも重要度が大事だと感じます。「この役は古川雄輝じゃないとできないよね」というような役にハマるのは、制作側の方々からの信頼を得ていることにもなりますからね。 ――役どころについて、近年どのような変化が出ていると感じますか? 【古川雄輝】最近は難しい役や責任のある役も多くなってきましたし、年齢的にも後輩が多くなり、座組の中での自分の立ち位置など、いろいろと考えることも増えてきました。役者としても人としても、成長が問われていると感じています。 ――古川さんは英語も堪能で、中華圏での人気も高いです。海外作品への挑戦も考えていますか? 【古川雄輝】「新しいことに挑戦したい」という思いはずっと持っています。先日、海外作品のオーディションを受けたのですが、最終で落ちてしまいました。40代のアジア人の役だったのですが、どう見ても40代には見えなかったみたいで…。今後は日本だけではなく、海外の作品にももっと目を向けていきたいです。