俳優・古川雄輝、ハマり役となるには「役柄よりも重要度が大事」 海外を見据え“新たな挑戦”
■ファンと相互の交流を密に、変わりゆくコミュニティのかたち
――開設から4年目を迎えた「Yuki Furukawa online salon」。オンラインサロンを始めたきっかけを教えてください。 【古川雄輝】僕が芸能界に入った頃はまだブログ全盛期で、ファンの方と交流を持てる場が少なかったんです。リアルなイベントだと当時は1000人くらいの規模で、握手をするのも1人1秒。顔も覚え辛いですし、交流もできない。何かできないかと思っていたところにオンラインサロンというプラットフォームが出てきたので、これならより密にファンの方と交流できると感じ、「オンラインサロンをやってみたい」と提案しました。 ――ファンの方との相互コミュニケーションの場なのですね。 【古川雄輝】「古川雄輝の俳優人生を一緒に歩んでいく」をテーマにしています。一方的に応援してもらうのではなく、一緒に歩んでほしい。正直、役者業は浮き沈みもあるので、その伴走というか、一緒に日々歩んでいるような感覚になってもらえたらうれしいなと思っています。 ――それはファンの方もうれしいでしょうね。 【古川雄輝】癒やされる空間になればいいなという気持ちもありますね。人間って、居場所がたくさんあったほうが幸せなのかなって。会社でうまくいっていないときに友だちとの交流の場があれば、そこでストレスを発散できるように、どこかのコミュニティに所属していることが楽しさにつながるのかなと思うんです。みなさんにとって、僕のオンラインサロンがそういった楽しさを感じられる空間であったらいいなと。日常で疲れたときもサロンに来れば癒やされる、という空間を目指しています。 ――今後、やってみたいことはありますか? 【古川雄輝】1年間かけてみんなで何かを作るような年間プロジェクトはやってみたいですね。例えば、今回の写真集は僕が主導でしたけど、写真を1枚ずつサロンメンバーさんに撮ってもらって1冊にするとか。アイデアはいっぱいあるので、なんとか実現していきたいです。楽しみにしてもらえたらうれしいです!