マカオ、カフェ店主を刃物ちらつかせ脅迫するなどした男逮捕…接客態度に不満か
マカオ治安警察局は7月30日、マカオ半島の東望洋新街にあるカフェに刃物を持って訪れ、20代の店主の男性を脅迫したなどとして30代のマカオ人の男を逮捕したと発表。 同局によれば、同月28日夕方、カフェ店主からコーヒーを買いに来店した男が急に怒り出し、平手打ちをされたが、相手が一旦退店した後、再び刃物を持って再び店に現れ、刃物をカウンターの上に置いた上、次はよりエスカレートした行動に出る旨の脅迫をされたとの通報が寄せられたとのこと。
通報から約10分後、同局が現場近くの路上で容疑者の男を逮捕。男は同局の調べに対し、店主の接客態度に不満があったためトラブルに発展したと説明。相手を脅したことは認めたが、平手打ちについては否認したという。同局では、店舗の監視カメラ映像の確認を経て男が手出しをしたこと、また鑑定により男が使った刃物が禁止武器に相当することが証明されたとし、男を普通傷害、脅迫、禁止武器の罪で検察員送致する方針とした。 現場周辺はマカオ半島の古くからの住宅街の一角で、近年は人気撮影スポットとして注目され、多くの観光客が訪れるようになった場所でもある。