宇宙はまるでアート 写真展「138億光年 大いなる宇宙の旅」六本木で開催
写真展「138億光年 大いなる宇宙の旅」~NASA60周年 天体写真ベストセレクション~が6月22日(金)から7月11日(水)まで、FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア、港区赤坂9-7-3 東京ミッドタウン・ウエスト)で開かれる。入場無料。
NASAの惑星探査機や宇宙望遠鏡などが捉えた膨大な画像の中から選りすぐりを紹介
NASA創設から60周年を迎える今年、同展ではNASAの惑星探査機や宇宙望遠鏡などが捉えた膨大な画像アーカイブの中から、全体を大きく2つのパートに分け、美しく壮大な画像を選りすぐって紹介する。 <PART1 太陽系の天体に迫る> さまざまな惑星探査機や観測衛星によってもたらされた目覚ましい成果の数々に加え、国際宇宙ステーションなどから見た地球の姿も含めて展示。土星探査機カッシーニ、木星探査機ジュノー、火星探査車キュリオシティなど、近年話題となった探査機をはじめ、数多くの探査機や観測衛星が捉えた天体の姿が鑑賞できる。 <PART2 多様で壮麗な銀河宇宙> 恒星の誕生や死に関係する美しい星雲や、多くの恒星が集団をなす星団、さまざまな形の銀河、銀河の集団である銀河団……。それらの天体を、可視光や赤外線、X線などで捉えた画像からは、宇宙の壮麗さだけではなく、宇宙の起源に思いを馳せる契機をも与えてくれる。 大型の高品位銀塩プリントによる展示写真は解説付き。探査画像の意義をはじめ、宇宙の謎や神秘を紐解く人間の英知や科学技術の発展がよくわかる。 国立天文台副台長渡部潤一氏による記念講演や記念トークイベントなどもある。詳細はFUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)富士フイルムフォトサロン 東京まで。