【割り勘問題】彼女とのデートでいつも悩みます。デート代は男性が全額負担するべきでしょうか?
「彼女とデートのたびに全額を負担するのは厳しい」「割り勘を提案すると彼女から嫌われるのでは」などと考えていませんか。安定した収入があったとしても、デートにかかる費用を全額負担し続けることは厳しいケースが多いでしょう。 本記事では、デートにかかる費用の目安と、割り勘に対する男女の意識を紹介しています。ぜひ今後、彼女とデートするときの参考にしてください。
デートにかかる費用の目安
彼女と食事や映画などへ出掛けると、それなりの費用がかかります。具体的に、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。 ブライダル総研(株式会社リクルートマーケティングパートナーズ)が、2017年9月に20~49歳の男女(結婚経験のない独身者のみ)4200人を対象に実施した「恋愛・結婚意識調査2017」によると、1回のデートで1人が支払うデートの費用は男性が平均6411.4円、女性が平均2420.0円、全体の平均が4473.3円です。男性が女性よりも3991.5円多く支払っています。 ちなみに、2014年調査における男女の金額差は4675.5円(男性平均8282.9円、女性平均3607.5円、全体平均6070.9円)でした。女性の負担額は減っていますが、女性が負担している割合は大きく変わっていません。
女性は割り勘をどう思っている?
以上の結果から、男性がデート代を主に負担しているカップルが多いといえそうです。一方、女性は割り勘について、どのように考えているのでしょうか。 「恋愛・結婚意識調査2017」によると、デート費用を2人で割り勘をしたいと考えている男性は25.3%、女性は35.1%です。この調査では、年代により考え方が異なることも示されています。割り勘をしたいと考えている20代は男性が29.1%、女性が41.1%、30代は男性が24.9%、女性が31.5%、40代は男性が18.1%、女性が22.8%です。男女とも年代が若いほど、割り勘をしたいと考えている割合が高くなっています。 よく似た調査をLINE株式会社(東京都新宿区)が運営する「LINE Pay」でも、2018年11月に実施しています。 20~30代の会社員3万5915人を対象に実施した「割り勘に隠された本音を調査! 割り勘に関する意識調査」によると、意中の人とデートで食事代が割り勘になってもよいと回答した女性の割合は69%、割り勘には抵抗がある(相手に全額/多めに払ってほしい)と回答した女性の割合は25%です。条件付きですが、割り勘でもよいと考えている女性は7割ほどいます。 また、株式会社モデル百貨(長崎県佐世保市)が運営する、「MoneyGeek」が、2023年8月にパートナーがいる1000人の独身男女を対象に実施した「『デート代の割り勘』事情調査」の結果も紹介します。同調査によると、割り勘がいいと思っている男性は20%、女性は37%です。女性においては、パートナーに多めに払ってほしい(30%)人が、パートナーに全額払ってほしい(14%)人よりも割合が高くなっています。