【阪神タイガース】1位で即戦力左腕の伊原陵人、2位で将来性抜群の右腕・今朝丸裕喜の交渉権を獲得 | プロ野球 | ドラフト名鑑2024
2位指名・今朝丸裕喜(けさまる・ゆうき)
報徳学園高では2年春、3年春・夏と3度甲子園に出場。2年春はエース格ではなかったものの4試合で13回1/3を投げ防御率2.03と好投し準優勝。3年春の大会ではエースとして大阪桐蔭高相手に9回1失点完投勝利を収めるなど、チームを2年連続の準優勝に導いた。3年夏の大会は初戦の大社高戦で7回途中3失点(自責2)と好投するもチームは敗退。大会後にはU18日本代表としてアジア大会にも出場した。 身長187センチの長身から繰り出されるストレートは角度がある。そのストレートの最速は150キロを超え変化球はスライダー、カーブ、フォークを操る。即戦力ではなく数年後の先発ローテーション投手としての期待がかかる。
3位指名・木下里都(きのした・りと)
福岡舞鶴高時代に甲子園出場はなく主に内野を守っていた。3年時にプロ志望届を提出せず福岡大へと進学した。大学時代に投手へ転向し4年春に防御率1.04で最優秀防御率のタイトルを獲得。チームを優勝に導いた。ここでもプロ志望届を提出せずKMGホールディングス(九州三菱自動車)の門を叩き、ここまで2大大会に2度出場している。最速150キロを超えるストレートを武器としカットボールやスライダーなどの変化球を操る。投手転向から日が浅く伸びしろは十分。
4位指名・町田隼乙(まちだ・はやと)
光明学園相模原高時代に甲子園出場はなし。プロ志望届を提出するもNPB球団からの指名はなく埼玉武蔵ヒートベアーズに入団した。本職の捕手だけでなく一塁や三塁の守備にもつく器用さがある。今シーズンは51試合の出場で打率.323、5本塁打、37打点。「打てる捕手」としての期待がかかる。
5位指名・佐野大陽(さの・たいよう)
常葉大橘高時代に甲子園出場はなし。プロ志望届を提出せず中部大に進学しすると、3年春にレギュラーを掴み4年時には大学選手権にも出場した。プロ志望届を提出するもNPB球団からの指名はなく富山GRNサンダーバーズに入団する。今シーズンはショートのレギュラーとして打率.336、出塁率.464の好成績で最高出塁率のタイトルを獲得。打率もリーグ2位だった。
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