大谷翔平、日米通算250本塁打を達成 右翼席へ31号アーチ! 右手突き上げる 第3打席は左翼への二塁打で出塁
ドジャースの大谷翔平が現地時間7月25日(日本時間26日)、本拠地でのジャイアンツ戦に「1番・DH」で先発出場。5-4で逆転した直後の8回の第5打席、変則右腕のタイラー・ロジャーズから31号アーチを放ち、日米通算250本塁打を達成した。試合は6-4でドジャースが勝利した。 【動画】日米通算250本塁打達成!大谷翔平が右翼席へ31号アーチを放つ 大谷は本塁打を確信し、右手を突き上げた。打球速度112.6マイル(約181.2キロ)、飛距離360フィート(約109.7メートル)、打球角度46度のアーチで6-4とした。 相手先発は3年連続2ケタ勝利を挙げている右腕のローガン・ウェブで、今季は試合前まで21試合に登板して7勝8敗、防御率3.59。大谷は過去の対戦で9打数3安打の打率.333の成績だった。初回の第1打席は四球を選んでいる。2回二死一・三塁の好機では痛烈な投ゴロに打ち取られた。 3-2と逆転した直後の4回の第3打席は左翼への二塁打で出塁。球速度94.9マイル(約153キロ)の強烈な打球が左中間へ飛び、二塁まで到達した。これで長打の数が「61」となり、両リーグでもトップに立った。6回無死一塁の第4打席は、2番手のショーン・ジェレの前に中飛に倒れている。 前日の同戦では、2打席目から3打席連続三振を喫するなど、4打数無安打だった。試合前まで100試合に出場し、打率.310、30本塁打、70打点、24盗塁を記録。自身初の「30-30」(30本塁打・30盗塁)も射程内で、その先のトリプルスリー、「40-40」(40本塁打・40盗塁)の可能性もあり、その打棒に大きな期待がかかる。 この日はクレイトン・カーショーが今季初登板初先発。昨年11月に左肩手術を受けた通算210勝左腕は10月7日の地区シリーズ第1戦・ダイヤモンドバックス戦以来となる292日ぶりの登板で、4回72球を投げて6安打2失点6奪三振で降板。 初回に走者を出しながらも無失点に抑えると、3回に2点を失いながら、後続は3者連続三振に切って取り、スタンドのファンからは大きな拍手が送られた。カーショーに勝ち星はつかなかったが、ドジャースは左腕の復帰登板を勝利で飾った。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]