年末年始は「ETC休日割引」が適用されない! 少しでも安く「高速道路」を利用するにはどうすれば良い?
間もなく年末年始のお休みです。長い人では最大10連休の長期休暇になるでしょう。遠方に帰省したり、旅行したりと予定が入っている人も多いのでは。車で移動する際に気になるのが高速料金ですが、長期休暇中は利用料金が割引になる「休日割引」が適用されません。 しかし、ちょっとお得に高速道路を利用する方法があります。本記事でその方法を紹介します。 ▼トヨタ「アル・ヴェル」は月々でいくらの支払いが必要? 返済額を試算してみた!
料金割引を受けられる「休日割引」は庶民の味方
目的地まで最短で移動するためには高速道路を使うのが効率的ですが、移動距離に応じて利用料金がかかります。首都高速など一部の道路を除く高速道路では、土日祝日に利用した際に利用料金から3割引になる休日割引が利用できます(普通車・軽自動車限定)。 例えば、越後湯沢にスキーをするために練馬インターから関越道に乗り湯沢インターまで行った場合の料金は以下の通りになります。 ・4800円(現金) ・4420円(ETC利用) ・3440円(休日割引) 休日割引はETC限定の施策で、ETC利用より約1000円も安くなります。浮いた分を道中の軽食購入などに充てられるので、とてもありがたいですね。
長期休暇期間は休日割引が適用されない
大きな恩恵を受けられる休日割引ですが、冒頭で説明した通り年末年始の利用時にはこれが適用されません。NEXCO東日本のWEBサイトによると「交通混雑期等における交通分散の観点など」が理由とのことで、交通集中による渋滞や事故の抑制を目的としているようです。 ちなみに2023年から2024年の年末年始のETC休日割引の適用除外期間は、12月30日(土)~1月3日(水)までの5日間です。 (参考)2023年度の休日割引適用外期間はここ 参考資料として、年末年始を含む2023年度の休日割引適用期間を紹介します。 ・ゴールデンウィーク期間:4月29日(土)~30日(日)、5月3日(水)~7日(日) ・お盆期間:8月11日(金)~13日(日) ・年末年始:12月30日(土)~1月3日(水) つまり、長期休日で混雑が予想される期間、ということになります。