【エリザベス女王杯】1週前追い レガレイラは反撃へ意欲のマイル追い 8ハロン114秒1
《美浦》ローズS5着レガレイラ(木村、3)はWコースで長めから8ハロン114秒1─11秒7をマーク。先行して一杯に追われたボールドゾーン(3勝)に馬なりで併入した。太田助手は「先週は5ハロンから短く速く追い切ったので、今週は長めからじっくりと時計も求めてやりました。馬場も悪くて大変でしたが、最後まで余裕を持ったままフィニッシュしていたし、止めるまでエネルギーもありました。先週からいい感じで状態が上がってきています」と好感触を伝えた。 新潟記念勝ちのシンリョクカ(竹内、4)はWコースで6ハロン81秒8─12秒4をマーク。軽く仕掛けた程度でピュアキアン(2勝)を2馬身突き放した。自ら手綱を取った竹内調教師は「1週前なのでしっかりと。最後は単走になったぶんラップは落ちたけど、いいフットワークで走れていた。前回は骨折休養明けで完調ではなかったけど、今回は帰厩して1本目から動きの質が違う」と前走以上のデキを強調する。 一昨年2着のライラック(相沢、5)は、Wコースで一杯に追われて6ハロン83秒8-11秒6。僚馬2頭に先着し、「びっしり追った。いい状態を維持できている。メンバー的にやれていいし、道悪ならより歓迎」と相沢調教師は期待を寄せる。 府中牝馬S5着ルージュリナージュ(宗像、5)は、Wコース馬なり単走で6ハロン86秒6-12秒0。「いい雰囲気で落ち着きがある。今回は距離が延びるのがポイント」と宗像調教師。