男子テニス18歳の坂本怜がプロ転向 ジャパンOPで34歳の錦織とペアで出場「ワクワクがわいてきている」
テニスの男子シングルスで世界ジュニアランキング3位の坂本怜選手(18)が20日、東京・有明コロシアムで会見を開きプロ転向を表明しました。 【画像】2024全豪オープン ジュニア男子優勝の坂本怜選手 会見には高校の制服姿で現れた坂本選手は、緊張の面持ちで関係者に感謝の気持ちを伝えると、「小さい頃にテレビで錦織圭選手を見て夢をもらいました。次は夢を与える側になり、応援してくださる方を笑顔にできる選手になりたい。そのためにグランドスラムで優勝を目指します」と意気込みを語りました。 195cmの長身から繰り出される、打点の高いサーブと強力なフォアハンドが武器の18歳。6歳でテニスを始め、15歳でアメリカのIMGアカデミーに留学。ジュニアでは2024年全豪オープンのシングルスで4大大会日本男子2人目の優勝を飾りました。 24年全米オープンジュニアでは、ダブルスでも優勝を果たし、試合後に行う“侍パフォーマンス”が注目を集めています。 また今月23日から開幕する木下グループジャパンオープンで男子シングルス予選・ダブルス本戦に主催者推薦で出場予定。ダブルスでは憧れの錦織圭選手(34)と初めてペアを組むことが発表されました。 「最高の舞台でプロデビューできる。テニス始めてからの12年間で準備はしてきたつもり。今までやってきたことを楽しんでコートの上で表現したい。錦織選手と組むのは信じられないですが、不思議とワクワクがわいてきている」と驚きを語りました。 プロでの目標を聞かれると「24歳グランドスラムタイトル獲得、26歳で2度目のタイトル、そこで世界ランキングが1位に届くことをイメージしています」と決意を表明しました。