容疑者は“移民排斥”を掲げる極右政党の支持者か ドイツ・クリスマスマーケットに車が突っ込み5人が死亡
TBS NEWS DIG Powered by JNN
ドイツ東部のクリスマスマーケットに車が突っ込み5人が死亡した襲撃事件で、容疑者の男は移民排斥を掲げる極右政党の支持者だったと地元メディアが伝えています。現場から中継です。 クリスマスマーケットの前に来ています。車が侵入した場所にはバリケードが設置されていました。これは8年前にドイツのベルリンで同じような事件が起きた教訓からでした。しかし今回、車は歩道を乗り越えて中に侵入していったということです。 今月20日、ドイツ東部マクデブルクのクリスマスマーケットに車が突っ込んだ襲撃事件では9歳の子ども1人を含む5人が死亡し、少なくとも200人が重軽傷を負いました。 当時現場にいた人 「私は車の前しか見えませんでした。周りはすごい人でしたから。とんでよけたり、逃げることはほとんどできませんでした。容疑者はとても残酷です」 献花に訪れた人 「被害を目の当たりにした知り合いは、まだショックでトラウマになっています」 地元メディアによりますと、拘束されたサウジアラビア出身の精神科医の男は、移民排斥を掲げる極右政党の支持者で、男のものとみられるXには「ドイツはヨーロッパをイスラム化しようとしている」などと投稿していました。 移民政策に不満を持った男が一体なぜ、クリスマスマーケットを襲撃したのか。男が取り調べで何を話すのかが焦点となっています。
TBSテレビ