ホンダ「CB750ホーネット」まもなく日本上陸!? アグレッシブなルックスでも乗りやすさに配慮! 欧州で人気の新ネイキッドの魅力とは
スリムな2気筒エンジン搭載で乗りやすさを重視
2025年のバイク市場を占う上で、重要なモデルが多数出展されたイタリア・ミラノでの二輪車ショー「EICMA 2024(ミラノショー2024)」。そこでホンダは「CB750ホーネット」の新型を公開しました。 【画像】「えっ!…」まもなく日本でも発売!? これが欧州で人気のホンダ「CB750ホーネット」です(30枚以上)
「CB750ホーネット」は、ホンダのネイキッドバイク「ホーネット」ファミリーに属すミドルクラスモデル。日本には現状、導入されていないモデルです。 「エンジンは、アドベンチャーバイクである『XL750 トランザルプ』と同じ並列2気筒。エンジンだけでなく、フレームも共有しているのがユニークなところです」と話すのは、バイクのほかにクルマや自転車などの乗り物についても取材・執筆しているライターの増谷茂樹さん。 「このエンジンは270度クランクを採用していて、低回転域はトルクフル、それでいて高回転域まで気持ち良く伸びる特性です。『CB750ホーネット』はさらに、高回転域での吹け上がりを重視しているとのことで、以前より国内販売を望む声も多かったのですが、この新型は日本市場にも導入される見込みです」(増谷さん) 同エンジンは、SOHCながら吸気側のバルブをカムで直接駆動する“ユニカム”というホンダが得意とする機構を採用。「ホーネット」というと4気筒のイメージを抱く人も多いと思いますが、スリムで扱いやすいだけでなく高回転域での気持ちいい吹け上がりも味わえます。 コンパクトな2気筒エンジンのおかげもあり、車重は192kg、シート高は795mmに抑えられていて、小柄なライダーにも馴染みやすい存在といえるでしょう。 また新型は、フロントフェイスのデザインがよりアグレッシブな印象となっているのも特徴です。 高輝度のLEDヘッドライトユニットをデュアルで採用したことで、明るさが向上したばかりか、よりストリートファイターらしいルックスとなっています。 5インチのTFT液晶メーターも採用され、スマホと連携可能なHonda RoadSyncにも対応。サスペンションのセッティングも変更されており、さらにスポーティな走りを実現しているといいます。 日本導入のスケジュールや詳細なスペックは未定ですが、リーズナブルな価格で登場することが期待されます。 ●製品仕様 ・サイズ:全長2090×全幅780×全高1085mm ・ホイールベース:1420mm ・シート高:795mm ・車両重量:192kg ・エンジン:水冷並列2気筒SOHC ・総排気量:755cc
増谷茂樹