仕事にも人生にも大いに役立つ「気付き」と「教養」をくれる、いまイチオシの本をピックアップ
<本の要約サービスflierが新刊の中から話題の本をピックアップし、それぞれのおすすめポイントを「本の作り手」が紹介>
毎月びっくりするほどの数の新刊が発売されていて、「どの本を選んだらいいかわからない......」と感じたことはありませんか? 「もうひと推しあったら買うかも」と思うような、本屋さんでよく見かける本もあるはず。1日1要約を提供しているフライヤーでも、残念ながらすべての新刊を紹介しきれません......。そこで、そんなラインナップのなかから、書店やネットなどで話題となっている本をピックアップして、「推しポイント」をまとめてみました! きっと「あなた好みの1冊」が見つかるはずです。 ※この記事は、本の要約サービス「flier(フライヤー)」からの転載です。 ●日本だけ給料が上がらない謎…その原因をはっきり示す4つのグラフ 『最強のチームビルディング技術が身につく レベル別 課長養成講座』 著者:石見幸三 出版社:秀和システム 「丁寧に教えているのに、部下が育たない」「1on1やOKRを学んでみたけど、いまいち使いこなせない」「管理職は苦労ばかり多くて、楽しくない」......そんな悩みを抱えているなら、ぜひこの本を読んでください。適切な指示の出し方から、部下同士で考えて自主的に動いてくれる「本物のチーム」のつくり方まで、目指すレベルごとにわかりやすいアドバイスが示されています。きっとあなたの悩みをスッキリ解消するヒントが見つかるはず! 管理職向けに年間500~600件のコンサルティングを行い、現場を熟知している著者だからこそ、紹介されているのは今日から取り入れられそうな実践的なことばかり。専門用語はほぼ出てこないので、「小難しいのは苦手」という方にもお薦めです。 (秀和システム 編集本部 第四編集局 編集担当者) 『「肩書がなくなった自分」をどう生きるか』 著者:蝶野正洋 出版社:春陽堂書店 40歳を過ぎた頃から漠然と自分の生き方に不安を感じる人は多いと思う。これまで頼りにしていた会社の看板や肩書がなくなった時、果たして自分の居場所や生き甲斐はどこにあるのか? そんなモヤモヤした気持ちを吹き飛ばしてくれるのが自己プロデュースの達人・蝶野正洋選手による本書。豊富なプロレスキャリアから引き出される数々のエピソードはもちろん、アパレルメーカー経営者、救急防災の社会貢献活動、タレントとしての活躍など、多彩な活動を通じての経験談やアドバイスは不安を抱えているミドルエイジに突き刺さるはず。 困難を乗り越え道を切り拓いてきた蝶野選手が伝えたい、これからのあなたに影響を与える言葉をぜひ受け取ってほしい! (春陽堂書店 三宅川修慶) 『「お茶」を学ぶ人だけが知っている「凛とした人」になる和の教養手帖』 著者:竹田理絵 出版社:実務教育出版 「この3年間、新型コロナで自粛とリモートワークが続き、心身ともにだらけていく自分に焦りを感じていました。ようやくコロナが明けた!と思っても、久しぶりの対面コミュニケーションが不安でマスクを外せない自分......。そんな時に出合ったこの本に、一歩外に踏み出す勇気をもらえた気がします。お茶からこんなに多くのことが学べるなんて、初めて知りました! イラストもほっこりとかわいくて、いつも手元に置いておきたい本です」 茶道には日本文化の9割が詰まっていること、ご存じでしたか? この本には、世界40カ国、のべ4万人をもてなしてきたグローバル茶道家による、自分自身を高め、インバウンドや海外の方にも喜ばれる和の教養がふんだんに詰まっています。人、心、茶、禅、食、器、衣、住の全8章。どこから読んでも一流の教養が身につきます! (実務教育出版 第1編集部 小谷俊介) 『リーダーになったら知っておきたい12のこと 組織人事コンサルが教えるこれからのチームマネジメント』 著者:加藤守和 出版社:日本能率協会マネジメントセンター ①リーダーとしての判断軸の明示、②心理的安全性のある職場づくり、③チーム内の決めごとの共有、④メンバーそれぞれの特性を活かした役割分担、⑤メンバーへの権限委譲、⑥裏表のない言動、⑦誰も孤立させない関係性への配慮、⑧対面して話せる職場環境の構築、⑨挑戦を楽しみ、失敗に寛容なチームづくり、⑩はっきりとしたチームの方向性の明示、⑪自己効力感が高まる働き方の推奨、⑫公平公正に人を見る利他の心での他者評価 この12のことを心掛けてメンバーたちと日々を過ごすことで、自然とリーダーシップは身につき、信頼のある人に成長できます! (日本能率協会マネジメントセンター 販売担当者) 『1枚のシートで業績アップ! 営業プロセス「見える化」マネジメント』 著者:山田和裕 出版社:同文舘出版 新型コロナウイルス感染症の流行により、一気にリモートワークが定着しました。新しい働き方が広がる一方で、新たなマネジメントの課題も出てきました。「リモートワーク中、ちゃんと仕事をしているのか?」「業務中の部下の様子が確認できないのに、どうやって評価すればいいのか?」......そんな “見えない” 不安が浮き彫りとなったのです。 本書では、できる営業のプロセスを標準化→「営業の勝ちパターン」として組織で共有→効率よく業績改善につなげる【営業プロセス “見える化” マネジメント】について解説。2016年刊行の好評ロングセラー本に、DXツールの活用やリモート環境下の管理etc.などをアップデートした最新版です! (同文舘出版 ビジネス書編集部 戸井田)