BMWが新型「3シリーズ セダン/ツーリング」を発売! PHEVモデルは航続距離がさらに向上。【新車ニュース】
BMWは10月28日、一部改良した「3シリーズ」のセダンとツーリングの販売を開始した。安全機能・運転支援システムや、「OK, BMW」と話し掛けることでさまざまな操作ができるコネクティビティを装備するなど、いずれも最新世代にアップデートが施されている。 【写真】新しくなったBMW 3シリーズの内外装がこちら!(全21枚)
PHEVモデル「330e」はEV走行距離が最長101kmに
ビー・エム・ダブリューは10月28日、一部改良した「3シリーズ」のセダンとツーリングの販売を開始した。BMW 3シリーズは、プレミアムコンパクトセグメントにおけるスポーティモデルの代名詞的存在で、2019年にはセダンが第7世代へ、ツーリングが第6世代へと進化し、2022年には一部改良モデルが誕生。今回発表したのは、その一部改良モデルをさらに一部改良したモデルとなる。 今回の商品力強化では、特にMパフォーマンスモデルの「BMW M340i xDrive(4WD)」と「BMW M340i xDrive ツーリング」において、赤で塗装したMスポーツ・ブレーキ、ブラックのキドニーグリル、ライトシャドウライン、Mシートベルト等を含むMスポーツプロを標準装備した。 また、プラグインハイブリッドシステム搭載の「BMW 330e」においては、harman&kardonサウンドシステム、TVチューナー、アコースティックガラスを含むサウンドパッケージと、上質なヴァーネスカレザーシートを標準装備。さらにゼロエミッションでのEV走行可能距離が85-101km(欧州仕様値)に伸びている。 各モデルとも従来同様に、最新世代の安全機能・運転支援システムを搭載。高速道路での渋滞時にドライバーの運転負荷を軽減する運転支援システム「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」では、一定の条件下においてステアリングから手を離しての走行が可能に。新世代のコネクティビティも有しており、「OK, BMW」と話し掛けることで、車両の操作、目的地の設定等が可能となっている。また、BMWデジタルキーの標準装備によって、車両のキーを持たなくても、対応のスマートフォンをドアハンドルにかざすことで車両のロック解除/施錠、さらに指定の場所にロック解除に使用したスマートフォンを置きスタートボタンを押すことで、エンジンの始動が可能になっている。 新型3シリーズ 各ラインナップの価格(税込)は以下のとおりだ。 ・BMW 318i M スポーツ:644万円 ・BMW 320i M スポーツ:690万円 ・BMW M340i xDrive:948万円 ・BMW 320d xDrive M スポーツ:732万円 ・BMW 330e M Sport:848万円 ・BMW 318i ツーリング M スポーツ:676万円 ・BMW 320i ツーリング M スポーツ:742万円 ・BMW M340i xDrive ツーリング:988万円 ・BMW 320d xDrive ツーリング M スポーツ:768万円 ■SPECIFICATIONS ビー・エム・ダブリュー 330e Mスポーツ|BMW 330e M Sport ボディサイズ:全長4720×全幅1825×全高1445mm ホイールベース:2850mm 駆動方式:FR エンジン:2.0リッター直列4気筒DOHCターボ エンジン最高出力:135kW(184ps)/5000rpm エンジン最大トルク:300Nm/1350-4000rpm モーター最高出力:80(109ps)/3140rpm モーター最高トルク:250/3170rpm トランスミッション:8段AT 価格:848万円(税込)
文= 原アキラ 写真= BMW