ハワイアンズ運営の常磐興産 2回目のTOBで米企業が9割近い株を取得
福島県いわき市の「スパリゾートハワイアンズ」を運営する常磐興産を対象とした2回目のTOB(株式公開買い付け)が成立しました。2024年度内にはアメリカ企業の完全子会社化となる見通しです。 競走馬を引退した馬が活躍できる 鮫川村の「お馬のお家」とは 「スパリゾートハワイアンズ」を運営する常磐興産を巡っては、アメリカの投資ファンド「フォートレス・インベストメント・グループ」が買収を計画しています。 9月から行われていた1回目のTOBでフォートレスの関連会社は「常磐興産」の株の約7割を取得していて、12月10日まで行われていた2回目のTOBで計約88%の株を取得することになりました。 常磐興産は今後、臨時の株主総会などを経て年度内にも完全子会社化となる見通しです。 子会社化した後もブランドの変更は予定しておらず、従業員の雇用条件も同等以上で維持する見通しだということです。