スパイス×和牛のルーベンサンドに垂涎。麻布台ヒルズで穴場的ランチスポットを発見!
同店では卵と中力粉、塩に多めの水を加えて生地を作り、穴があいた専用の器具からお湯の中に落として茹で上げた自家製を使う。ソースは黒毛和牛とブイヨンを先に煮てから、白ワインと生クリーム、ケッパーを後から加え3~4時間煮込んで仕上げたクリームソース。最後にカレーのようにパスタとソースを盛りつけ、フレッシュパセリをトッピングしている。
お米のように小さなパスタはスプーンですくいやすく、濃厚なクリームソースがよく絡む。「気軽なランチメニューでありながら、しっかりおいしい料理」というシェフの考えを特に反映した料理だ。
ランチメニューは、シェフが自ら厳選した国産食材の使い方が光る。生パスタ専門の「淡路麺業」から仕入れた2ミリメートルのスパゲッティを使用した「トマトスパゲッティ リコッタチーズ 生ハム添え」1,400円もその一つだ。
タマネギとトマトに塩を加え、鶏のブイヨンや刻みニンニクとともに作り上げたトマトソースがベース。生クリームを合わせてパスタとなじみやすくした北海道産リコッタチーズと、生ハムをたっぷりのせ、フレッシュパセリを散らしている。
ランチメニューには+400円でサラダ、ミネストローネスープ、ドリンクをつけることが可能だ。自家製のミネストローネスープは旬の野菜のだしをたっぷりととった優しい味わいで、サラダにはオリーブオイルや赤ワインビネガー、マスタードオイル、エシャロットを合わせた自家製ドレッシングがかかっている。
スイーツラバーからも注目される、オリジナルのフォレノワールにチーズケーキも!
ランチタイムでも味わえるスイーツもレベルが高く、すでにスイーツラバーからも注目されている。ドイツ南西部の「黒い森」と呼ばれる森林にちなんで名づけられた「フォレノワール(チョコレート・さくらんぼ)」1,250円が代表的な一品だ。
一般的なフォレ・ノワールはココアのスポンジ生地にクリームを交互に重ねたケーキだが、同店では日本で親しまれているロールケーキにアレンジ。ココアのスポンジ生地で、チョコレートと生クリーム、さくらんぼの蒸留酒であるキルシュを混ぜ合わせたクリームと、キルシュに漬け込んだサクランボを巻き上げている。上部にはホイップクリームとサクランボのキルシュ漬けをトッピングし、ブラックチョコレートを削りかけた。ふわっとやわらかいロールケーキ生地で作られたフォレ・ノワールは、クセがなく誰をも受け入れるかのような食べやすい味わいだ。