Space BDの事業変遷などをまとめたビジネスケース、大学院の教材に
Space BD(東京都中央区)の歴史や事業変遷、経営エッセンスなどを題材にしたビジネスケースが大学院などの教材として利用できるようになった。11月20日に発表された。 同社と名古屋商科大学 大学院(名商大ビジネススクール、名古屋市中区)はビジネスパーソンに教材を通じて宇宙産業への興味関心を高めてもらうことを目指して、「宇宙産業黎明期のベンチャー企業」というタイトルのビジネスケースを日本語、英語で作成した。Space BDの事業変遷や経営哲学などをもとにまとめたテキスト、テキストをもとに独自に作成されたディスカッションテーマなどを掲載している。 名商大ビジネススクールがSpace BDにビジネスケース作成を打診し、約2年の取材を経て完成したという。 名商大ビジネススクールが運営する日本ケースセンター(CCJ)に登録、販売され、11月20日から大学院などの教育機関の教材として展開される。CCJに会員登録すれば、個人でも購入、活用できる。米ハーバード大学の経営大学院(ビジネススクール)が運営するHarvard Business Publishingにも登録され、海外の大学院向け教材としても活用される予定という。 名商大ビジネススクールは土日のみで経営学修士(MBA)を取得できるという教育課程のほかに税理士養成課程など社会人を対象にした経営教育を提供している。MBAを評価し認定する国際認証機関であるAACSB(The Association to Advance Collegiate Schools of Business)、AMBA(the Association of MBAs)、EQUIS(EFMD Quality Improvement System)をすべて取得している国内唯一の機関としている。
UchuBizスタッフ