秋篠宮ご夫妻、国交樹立100周年のトルコに出発 皇室との関係は
秋篠宮ご夫妻は3日、東京・羽田空港から政府専用機でトルコに向け出発しました。日本とトルコの国交樹立100周年にあたり、滞在中はエルドアン大統領を表敬訪問し、記念式典などに臨みます。 【写真多数】佳子さまに見送られ、トルコへ出発する秋篠宮ご夫妻=2024年12月3日、東京・元赤坂、代表撮影 皇室では、古代オリエント史の研究者だった故・三笠宮さま、長男の故・寛仁さま、孫の彬子さまが3代にわたり日本・トルコ協会の名誉総裁や総裁を務め、トルコとの架け橋を担ってきました。三笠宮さまは1985年の「トルコ文明展」、2007年の「トプカプ宮殿の至宝展」も鑑賞しました。「トプカプ宮殿の至宝展」には秋篠宮家の長男悠仁さまご誕生を記念して、秘蔵品の「金のゆりかご」が特別に貸し出され、秋篠宮ご夫妻も鑑賞しました。 また、1929年には昭和天皇が和歌山県の「エルトゥールル号」慰霊碑を訪れました。 2014年には天皇、皇后両陛下(現・上皇ご夫妻)が来日中のエルドアン大統領(当時は首相)と懇談し、東日本大震災の緊急援助隊派遣について、感謝の意を伝えました。
朝日新聞社