楽天、勝浦市が包括連携協定を締結 市民の健康増進や観光振興など5項目で連携
楽天グループは12月20日、千葉県勝浦市と包括連携協定を締結した。勝浦市の地域課題解決に向けて、市民の健康増進や観光振興など5項目において連携する。 楽天グループと千葉県勝浦市はこのほど、包括連携協定を締結した。楽天にとって千葉県内の自治体との初の包括連携協定となり、この協定に基づき両者は、①市民の健康増進に関する事項 ②観光振興に関する事項 ③職員の働き方改革に関する事項 ④ふるさと納税に関する事項 ⑤その他勝浦市の活性化に関する事項 の5項目において、連携および協働する。 楽天と勝浦市は、これまでも「楽天ふるさと納税」における勝浦市産品の魅力の訴求や、楽天の旅行予約サービス「楽天トラベル」への市内宿泊施設の掲載と予約推進など、地域経済活性化に向けてともに取り組んできた。今回の協定を通じて連携を一層強化し、楽天のサービスや知見を生かした勝浦市の活力のある街づくりと産業の活性化に取り組む。 具体的には、勝浦市民が住み慣れた地域で自立した生活を続けられるよう、楽天モバイルが運営する健康寿命の延伸をサポートするサービス「楽天シニア」を活用し、運動の習慣作りを促す施策を実施し、市民の健康寿命延伸の支援に取り組む。 また、勝浦市の代表的な観光資源である朝市を契機とした観光客誘致に向けて、宿泊施設との連携や「楽天トラベル」でのプロモーションを実施する。さらに勝浦市職員の働き方について、タスクフォースチームを立ち上げ、楽天社内のDX推進やオフィス環境整備、ワークライフバランスの推進などの知見をもとに相互に協力するほか、ふるさと納税の活用による地域活性化に向けてもともに検討を進める予定としている。 楽天と勝浦市は、今後も勝浦市の持続的な地域経済・地域社会の発展に向けて連携していく考えを示した。
日本ネット経済新聞