752ヤードの超ロングホールで余裕の2オン、あわやアルバトロス! ドラコン王者に距離の壁は存在しないのか?
3度の世界ドラコン王者に輝いているカイル・バークシャー(米国)が自身のインスタグラムを更新。「750ヤード以上のホールで2(アルバトロス)を決めるところでした!」と記すと、超ロングホールを完璧に攻略した動画を公開した。 圧巻のティショット、458ヤードのスイング動画はこちら【カイル・バークシャーのInstagramより】 バークシャーがラウンドしたのは米国中西部のコロラド州にあるレインダンス ナショナルだった。「ここの13番ホールは絶対的な怪物だ!」と本人も断言。ティーイングエリアは、練習グリーンよりもさらに後方にあるとのことだ。 ちなみにゴルフ場のホームページでも、ツアーティからは752ヤードと表記。通常のレギュラーティとされるホワイトティからは564ヤードなので、ティーイングエリアだけで200ヤード近くも離れている。 「ティショットはブラインドなのでラインを出すのが大変でしたが、フェアウェイをキープするため遠くにあるサインを狙ってパワーフェード。完璧な一打でした」とドライバーを振り返る。その飛距離は458ヤードだった。 フェアウェイから残り302ヤードは4番アイアンを使用。そのボールは「数フィート手前に落ちると、もう少しでアルバトロスでした!!」という会心のショット。グリーンに到着すると、カップのすぐ近くに深いボールマークがあり、ボールはカップから僅か10センチほどの所に。難なくタップインでイーグルを奪取した。 この動画にはファンも興奮。そしてコメント欄では相変わらずファンとバークシャーの間で軽妙なやり取りが展開されていた。「歴史上、もっとも残念なイーグルだ」には「まったくだね(笑)」。「まるでダーツのようだ」には「私の中でも最高のアイアンショットのひとつに数えられるよ」。「ボールマークはちゃんと直した?」には「もちろんさ」。「このボールは持ち帰ったの?」には「バッグの中のどこかにあるはず…」。 「わぉ、もう下部ツアーやPGAに参戦する準備は出来ているの?」との問いかけには「そのために練習をしています。グリーン周りにはたくさんの精神的そして技術的なハードルがありますが、私は自分に最高のチャンスを与えるために、素晴らしいコーチや心理学者と協力しています」と真面目に答え、意欲を示していた。 ドラコン王者がトーナメントでどのような活躍を見せてくれるのか、多くのファンが期待している。