箱根駅伝 中大・藤原正和監督、3強崩しへ エース溜池一太に「2区を託したい」
来年1月2、3日の第101回箱根駅伝に向け、今年10月の予選会を6位で突破した中大が18日、東京・八王子市の多摩キャンパスで壮行会と取材会を行った。藤原正和監督は「まずは7位の目標を確実にクリアしつつ、チャンスがあれば上を狙っていきたい。テーマは(青学大、駒大、国学院大の)3強への挑戦。3強の一角を崩せるようなレースをしたい」と目標を掲げた。 前回は優勝候補に挙げられながらも、大会直前に風邪の集団感染があって総合13位。今季も予選会は6位、11月の全日本大学駅伝は12位でシードを逃すなどかみ合わなかったが、11月の「MARCH対抗戦」では1万メートルで吉居駿恭(2年)が中大記録である27分44秒48、本間颯(2年)が27分46秒60をマークと勢いが出てきた。9月20日ごろに仙骨を痛めて予選会を欠場し、11月の全日本で1区区間20位と苦しんだエース格の溜池一太(3年)も復活に向けて順調で「8割方、戻ってきている」と藤原監督。「溜池に2区を託したい」とエース区間の起用を表明した。溜池も「2区で、エース区間で他大のエースと競り合ってチームに貢献したい」と意気込んだ。