エイジャ・ウィルソンがWNBA史上初、単一のレギュラーシーズンで個人1000得点を達成
9月16日(現地時間15日)、ラスベガス・エーシズのエイジャ・ウィルソンがWNBA史上初となる、単一のレギュラーシーズンにおける個人合計1000得点を達成した。 【動画】サン戦でウィルソンが披露したハイライト! サウスカロライナ大学を卒業後、2018年のドラフトでエーシズから全体1位指名を受けてリーグ入りを飾ったウィルソン。攻防両面で秀でたスキルを持ち、2020シーズンを除いてオールスターには毎年選出されており、昨シーズンはチームの連覇に大きく貢献した。アメリカ代表の主力としても活躍しており、オリンピックとワールドカップでそれぞれ2度の金メダルを受賞している。 レコード更新を迎えた16日のコネティカット・サン戦、ウィルソンはチーム最長の35分24秒のプレータイムを記録し、29得点9リバウンド3アシストでチームをけん引した。トップで味方からパスを受けるとドリブルでゴールに迫り、最後はジャンパーを沈めて1000得点目を達成。その瞬間には会場のファンも大歓声を上げ、チームメートも大喜びする様子がカメラに捉えられた。 今シーズンにウィルソンは平均27.0得点を挙げており、2位のアリケ・オグンボワレ(ダラス・ウィングス)が持つ同22.2得点に差をつけてランキングトップを独走中。現地9月19日にはレギュラーシーズンも終了するため、得点王の受賞はほぼ確実と言っていいだろう。 エーシズはすでにポストシーズン進出を決めており、3連覇をかけてプレーオフの戦いに挑む。ウィルソンにはレコード達成で弾みをつけ、王座までチームを導いてもらいたいところだ。
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