佐々木朗希が敏腕代理人と契約 ワッサーマンのウルフ氏 ドジャースではグラスノーを担当 ダルビッシュら日本人担当経験も豊富
ロッテからポスティングシステムを使った大リーグ移籍を容認された佐々木朗希投手(23)の代理人が大手代理人事務所「ワッサーマン」のジョエル・ウルフ氏であることが9日(日本時間10日)、分かった。 同氏は敏腕代理人として知られており、パドレスのダルビッシュ有投手、カブスの鈴木誠也外野手、メッツの千賀滉大投手、ドジャースの山本由伸投手、DeNAの筒香嘉智選手といった日本選手のほか、カージナルスのノーラン・アレナド、ラーズヌートバー両選手、ドジャースのタイラー・グラスノー投手らも担当している。 ポスティングシステムに関する現行制度では、25歳未満かプロ6年目未満の海外選手の契約金は国際ボーナスプールで定められており、米報道によると、最大700万ドル(約10億6800万円)程度で、マイナー契約スタート。メジャーに昇格した場合でも最低保証年俸の76万ドル(約1億2000万円)しか手にすることができない。 昨オフに25歳で同制度を使ってドジャースへ移籍した山本が、投手ではメジャー史上最大規模の12年3億2500万ドル(当時の為替レートで約461億円)の契約で合意している。佐々木に関しては、夢の実現を応援する声がある一方で「あと2年待てば…」との意見もあり、今オフのポスティング容認が大きな波紋を広げている。