元祖グラマラス女優の“どすっぴんで出直し姿”にネット騒然…「素の自分を愛する」姿勢に世界中から共感の声
1990年代を代表するセクシーアイコンとして、世界的にその名を知らしめたパメラ・アンダーソン(現在57歳)。ドラマ『ベイウォッチ』で見せた彼女の水着、そしてプラチナブロンドのヘアスタイルやぷっくりリップが特徴的なメイクは一世を風靡し「セクシーシンボル」として世界的に有名となった。 【画像を見る】元祖グラマラス女優の“どすっぴん姿”
彼女の「パーフェクトボディ」と「盛り盛りフルメイク」を記憶している人は多いはずだが、彼女がメイクをやめた事実をご存知だろうか? 近年、彼女は「すっぴん」で公の場に登場するようになったのだ。
10月20日、LAで開催された「アカデミー映画博物館ガラ2024」にも、ノーメイクで出席。多数のセレブが豪華な衣装とフルメイクでレッドカーペットを歩く中、パメラはシンプルかつエレガントな「ザ・ロウ」のドレスとノーアクセサリーで登場。「ナチュラルスタイル」を印象付けた。 すっぴんに黒のドレス姿。髪もまとめてすっきりと。
セクシーアイコンから「ノーメイクへ」
彼女の「すっぴん姿」が大きく注目を集めたのは、2023年のパリ・ファッションウィークだ。以前の「盛りメイク」を捨て去り、「ドすっぴん」で来場。世界が彼女の変化に気付いた瞬間だった。
変容の背景には、彼女自身の美に対する考え方や人生観の変化が影響している。 パメラは2020年、長く暮らしたアメリカから、母国であるカナダのバンクーバーへ移住した。取材では「カナダに戻ったとき、私は良い状態ではありませんでした」と告白している。 「自分の人生を本当に見つめ直し、自分が何者だったのかを思い出すための帰郷だったと言えるでしょう」 「(当時)とても悲しく、孤独を感じていました。(人に)誤解されていると感じただけでなく、(中略)私の人生全体が間違いの塊のように感じました」 と振り返っている。 帰郷後、彼女は自分自身を少しずつ変えていった。数年かけて両親の家を改装したり、執筆を始めたり、パン作りを学んだりと自分および家族と向き合う時間を大切にした。そしてビーガンスキンケアブランド「Sonsie」の経営に携わるようになったのもこの時期だった。