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<甲子園交流試合・2020センバツ32校>第6日 第3試合 白樺学園-山梨学院 みどころ

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 ◆第6日 第3試合 白樺学園-山梨学院 8月17日 15:20  ◇みどころ  投打のバランスが良い白樺学園は、点の取り合いに一日の長がある。山梨学院は接戦に強く、ロースコアの展開に持ち込めるかがポイントになりそうだ。 【真夏の熱闘】交流試合の写真特集はこちら  白樺学園は最速148キロの片山楽生と坂本武紗士を中心に、継投策に切り替えられる強みがある。片山は打線の中軸も担い、俊足の川波瑛平、チーム最多打点の二ツ森学、広角に打てる宍倉隆太ら、多彩な顔ぶれ。戸出直樹監督は「山梨学院は強い。力と力の対決ができることは3年生最後の試合としてありがたい」と話す。  山梨学院は昨秋の公式戦9試合で27犠打飛、22盗塁と着実に走者を進めて相手を揺さぶった。1点差勝利は2試合と、競り合いの強さが光る。吉田洸二監督は「攻撃も守備も自滅しないこと。バントや走塁のミスをいかに少なくするかが大事」と話す。昨秋、クリーンアップを務めた捕手の栗田勇雅、遊撃手の小吹悠人らは守備でもキーマン。エース左腕・吉川大を支えたい。【藤井朋子】  ◆白樺学園 北海道・私立 全国大会出場回数 春1回/夏3回  ◇両右腕が試合作る  2019年秋の北海道大会で初優勝し、明治神宮大会では4強入りした。原動力は軸になれる右腕2人と、上位下位を問わずに得点できる攻撃力だ。  プロ注目のエース右腕・片山楽生(らいく、3年)は伸びのあるストレートにスライダーなど多彩な変化球を織り交ぜる。救援登板した明治神宮大会準決勝で健大高崎(群馬)に決勝点を許して以来、食事量を増やして体力を向上させ、球速は昨年の142キロから6キロもアップした。センバツ交流試合へ「強力打線を自分が抑えたい」と闘志をむき出しにする。  「片山だけじゃないところを見せたい」と語るのは、右横手の坂本武紗士(むさし、3年)だ。打者の手元で変化する球を武器に秋は主に救援で力を発揮。先発した健大高崎戦では5回2失点と試合を作った。2人に加え、190センチを超す大型の奥村柊斗(しゅうと、3年)、秋に3試合に登板した岩田拳弥(3年)、さらに葛西凌央(れお、2年)と右腕3人も控え、充実した陣容を誇る。  打線も厚みがある。道大会は4試合で計42点を挙げ、チーム打率は4割3厘をマークし、戸出直樹監督は「切れ目がなく、どこからでも点が取れる」と胸を張る。打線を引っ張るのは、秋は1番に入った川波瑛平(ようへい、3年)だ。50メートル6秒0の俊足に加え、道大会でバックスクリーンに本塁打を放つなど長打力も備える左打者は「甲子園で一本でも多く長打を打ちたい」と意気込む。3番の宮浦柚基(ゆずき、3年)はチームトップの打率4割4分4厘をマークし、4番の片山は左の巧打者。下位にも3割打者が並ぶ。  主将で捕手の業天汰成(ぎょうてん・たいせい、3年)は「甲子園はずっと目標だった。全力でプレーしたい」と夢舞台へ気合十分だ。【菊地美彩】  ◇沿革  1958年に帯広商として創立され、65年に現校名に改称。野球部は開校と同時に創部。スピードスケートやアイスホッケー、陸上も強豪で、1月の全国高校アイスホッケー選手権で2年ぶりに優勝した。OBに98年長野冬季五輪スピードスケート男子金メダリストの清水宏保さんら。北海道芽室町。  ◆山梨学院 山梨県・私立 全国大会出場回数 春4回/夏9回  ◇小技で好機逃さず  バントやヒットエンドランなど小技や足を絡めた攻撃を得意とする。少ない好機を生かす持ち味が凝縮されていたのが、昨秋の関東大会だ。文星芸大付(栃木)との1回戦は九回に2ランスクイズを決め、4強入りを懸けた花咲徳栄(埼玉)との準々決勝は、犠打で着実に走者を進めて2―1で競り勝った。桐生第一(群馬)との準決勝では1点を追う九回に2点を奪って逆転勝ち。接戦での粘り強さも発揮し、26年ぶりの決勝進出を果たして準優勝した。  夏は昨年まで4年連続で甲子園に出場。昨秋の公式戦でチームトップの打率4割8分5厘をマークした栗田勇雅(3年)、小吹悠人(3年)ら中軸打者は大舞台の経験がある。関東大会決勝で健大高崎(群馬)の大型右腕の力強い直球に手が出ず零封負けした教訓から、ピッチングマシンを使って速球への対応力を磨いてきた。  秋の公式戦全9試合に先発した主戦の左腕・吉川大(3年)はスライダーやカーブなどを低めに集めて打たせて取るタイプ。体のキレを重視しつつ、ウエートトレーニングで筋力も強化してきた。  新型コロナウイルスの影響によるセンバツや夏の甲子園の中止で選手たちは目標を見失った。活動自粛が明けた後の練習は身が入らないこともあったが、選手同士で話し合い、「最後までやりきろう」と決めた。この間、積極的に声を掛けてきた主将の功刀(くぬぎ)史也(3年)はセンバツ交流試合の開催が決まると「1試合でも甲子園で試合ができるのはありがたい」と喜んだ。  試合勘を取り戻そうと積極的に練習試合を組んできた吉田洸二監督は「今までやってきたことを全て発揮し、勝って終わりたい」と話している。【金子昇太】  ◇沿革  1956年開校の男女共学校。系列の大学、中学などもある。野球部は57年創部で、94年に甲子園初出場。サッカー部は2009年度の全国選手権で初出場初優勝の快挙を達成した。駅伝部は13年に男子が全国高校駅伝で初優勝。OBに明石健志選手(ソフトバンク)ら。甲府市。 ………………………………………………………………………………………………………  ※出場回数は今春のセンバツを含む ………………………………………………………………………………………………………  ◆お知らせ  ◇小冊子32人に  毎日新聞社は、2020年甲子園高校野球交流試合の開催に際し、センバツ出場決定から交流試合本番までの毎日新聞紙面をまとめた小冊子「夢の舞台へ」(上下巻)=写真=を全32の出場校ごとに製作します。この冊子を1校につき1人ずつ計32人のご愛読者さまにプレゼントします。QRコードからアクセスしてお申し込みください。8月18日締め切り。応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。問い合わせは毎日新聞社D.クリエーションセンター(03・3212・5134=平日のみ)。

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