毎年恒例の「大しめ縄かけ替え」 日光市・森友瀧尾神社
とちぎテレビ
日光市の神社では10日、毎年恒例の大きなしめ縄のかけ替えが行われました。 日光市の森友瀧尾神社では、12月15日に行われる例大祭の前に1年間使った拝殿のしめ縄を新しいものにかけ替えています。 10日は、はじめにしめ縄の完成報告と作業の安全を祈る神事が行われました。 そして、神社の関係者たちで構成される「日光藁文化保存会」の会員など、およそ15人がかけ替えを行いました。 しめ縄は、神社で育てた稲を9月に刈り取り、乾燥させたわらを使っておよそ1カ月かけて作ったもので、長さおよそ4メートル、重さおよそ300キロ、太さは最大で周囲が1.7メートルある県内で屈指の大きさです。 しめ縄をかけ替えた後は「注連の子」と呼ばれる、しめ縄の房から出ている余分なわらを切り取る「断髪式」を行い形を整えました。 神社によりますと、しめ縄の2本の縄は父親と母親、「注連の子」の3本の房は子どもを表していて縁結びや子宝に御利益があるといわれています。
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