横浜高校 松坂大輔氏擁した97年以来27年ぶりの秋日本一 明治神宮大会
秋の日本一を決める明治神宮野球大会。27年ぶりの優勝を目指し、関東地区代表の横浜高校が中国地区代表の広島商業との決勝戦に臨みました。 1973年のセンバツ甲子園以来実に51年ぶりとなった両校の対戦。 横浜の先発は初戦、完封勝利を飾った1年生の織田翔希。 まずは先頭バッターを141キロのストレートで三振に切ってとると、続く打者には、緩急をつけたピッチングで相手を翻弄。 三者連続三振で、最高の立ち上がりを見せます。 すると、その裏横浜は1アウト2塁3塁のチャンスを作り今大会ノーヒットの4番小野。 センター前にはじき返し横浜が2点を先制します。 続く2回には、キャプテン阿部の左中間を破る2点タイムリーツーベースが飛び出し、横浜は序盤で4点をリードします。 しかし、2点差に迫られ迎えた9回、1アウト2塁3塁と一打同点にされるピンチ。 ここで、力投を続けてきた先発織田は、エース奥村頼人にマウンドを託します。 その奥村、1点を失うも最後は三振で締め、横浜が4対3で勝利。 松坂大輔を擁した1997年以来、27年振りの優勝を果たしました。 阿部葉太主将「本当に素直にうれしかった。苦しい試合が関東大会から多かったので、最後はロースコアの展開になることを予想していたので最後勝ち切ることが出来たのでなによりも良かった。 奥村頼人投手「27年前は、松坂さんが公式戦44連勝をしたが、監督さんからも言われたが、喜ぶのは今日までで明日からはしっかりセンバツに向けてもう一度チームとして目指すところは、44連勝だと思うので、明日からもう一度センバツに向けてやっていきたい」