「マジで自分が勝つと思っています」とパッキャオ戦に自信を見せる安保

　2024年7月28日（日）さいたまスーパーアリーナ『Yogibo presents 超RIZIN.3』の記者会見が、20日（土）都内にて行われた。 【写真】自信に満ちた表情の安保 　RIZINスタンディングバウト特別ルール（パンチのみ）69.0kg契約3分3Rで、マニー・パッキャオ（フィリピン）に挑む安保瑠輝也（MFL team CLUB es）は、「今パッキャオ選手が目の前にいるわけでもないし、戦う相手が偉大過ぎて普段みたいに煽ったりしないですけれど、俺が中尾先生と1カ月間本気でやって来たボクシングが、30年間ボクシングだけをやって来た伝説に通用するのか。俺は本気でぶっ倒してやろうと思っているのでそれを楽しみにしていてください。最高の試合を見せます」と意気込みを語る。 「100％勝つ自信があるので練習でやって来たことをリング上で出すだけかなと思っているのと、変則的なボクシングにはないパンチを出さないとパッキャオ選手には当たらないと言われていますけれど、俺は正々堂々とボクシングで勝ちに行くのでそれを見ていてください」と、勝つ自信は“100％”と堂々と宣言。 　ここまでやってきたことの満足感や達成感はあるかとの質問には「満足感とか充実感とかそんなレベルじゃないくらい、1日5時間くらいボクシンググローブ着けて。アップロードして当たり前なんですけれど。伝説に勝ちに行くならね。でもそれを2週間、3週間続けてもうグローブ見たくないくらい正直やりきったっていう自信があるので。とはいえ向こうは30年間くらい継続してきているわけで。だからちっちゃいフライ級って階級からスーパーウェルター級まで階級を上げて行って数々のタイトルを獲って来たと思うんですよ。でも俺が教えてもらっている中尾先生を、俺は100％信頼していて。やってきたことを出せば絶対に勝てると思っているので。そういう気持ちですかね」と、揺るぎない自信があると答えた。 　69.0kg契約という契約体重については、記者会見で計量に失敗したらプロ失格との発言もあったが、「あれ、自分でも大口叩いてもうたなと思っていて(笑)。79kgからけっこう早めに落としていて、今は74.5kgとか。あと5.5kgくらい。みんなそうだと思うんですけれど、いつも1週間で7kgくらい落とすんですけれど、それよりかはペース的にいい感じで来ているのでこのままコンディションを落とさずにいけたら、マジで自分が勝つと思っています」と、いつもより早めの減量は順調にいっているとした。 　パッキャオは9月にWBC世界ウェルター級王座に挑戦するとの話も出ていることに関しては、「嬉しいですね。2カ月後に世界戦を控えているんでしたっけ。そういう状態で来てくれるってことは12R戦うスタミナとかメンタルとかモチベーションを全部作ってきているってことじゃないですか。今なおそういう第一戦で戦おうとしている選手なので、そういう選手とボクシングルールで戦えることに新しい自分の扉とか道が見えてくるんじゃないかなと思っていますね。それに勝つことで」と、本気のパッキャオが来てくれるのではと逆に喜びを感じているようだった。