車中泊はもちろん堅牢性と確かな悪路走破性が頼りになる! いま話題の三菱デリカD:5ベースのミニバンキャンパーの魅力とは
バンコンバージョン(以下、バンコン)のキャンパーといえば、ハイエースベースが人気なのは間違いなしですが、昨今人気の軽キャンパーもミニマムながらも優れた使い勝手を誇る存在です。日常使いはもちろんですが、乗り心地などの走行面の質感は見落とせないというミニバンベースのキャンパーにとって、密かに増えつつあるのが、信頼の4WD性能で走行面の不安を感じることなく車中泊を楽しめる三菱デリカD:5のキャンピングカーです。 【写真】三菱デリカD:5ベースのキャンピングカーの中身を見る(全10枚)
アルファード&ヴェルファイアは敷居が高い!?
ラグジュアリーなミニバンとして君臨するアルファード&ヴェルファイアは人気のモデルですが、キャンピングカーベースとして考えると、優れた走破性を兼ね備えるデリカD:5の方がアウトドアシーンでは頼もしい存在です。とくに「ハイエースや軽自動車じゃないんだよな~」というユーザーの声も根強く、最近ではタウンエースやMクラスミニバンベースのお手軽なライトキャンパーも注目されています。
日常ユースとくるま旅を両立する二刀流が魅力
2024年6月15日(土)~16日(日)に、神奈川県平塚市のジ・アウトレット湘南平塚を会場に開催された関東キャンピングカー商談会では、ハイエースよりもタウンエースや軽キャンパーに匹敵するほどミニバンベースのキャンパーが数多く出展していました。 そのなかで注目したのがキャンピングビルダーの千葉県柏市に本店を構えるグランドモーターで、この商談会ではあえて前期型のデリカD:5を展示。グランドモーターが展開している後期型のDキャンパーも用意され新旧2台のD:5が展示されました。このDキャンパーはミニバンと卓越した4WDの性能を兼ね備えた唯一無二の存在であり、デリカD:5をベースにした特別なキャンピングカーのコンセプトは「日常使い×キャンピング」の二刀流です。
悪路も心配いらずのキャンピングカーライフを実現
デリカD:5は普段のお出かけや旅行はもちろん、悪路走破性は信頼の4WD性能が頼りになる存在。耐久性に優れた三菱が誇るミニバンは、乗り心地や走行性能、パワフルな走りというキャンピングカーの弱点とも言える部分をクリアしています。最低地上高は高く、大きなアプローチ&デパーチャーアングルにより、多少の悪路でも“ガリッ、ボコッ”といった嫌なバンパー擦過音に気をもむことはそうそうありません。 グランドモーターではデリカD:5用キャンピングキットを設定し、新車購入車両への取り付けはもちろん、すでに所有している現役ユーザーの持ち込みにも対応できるようにしています。大型ベッドキットは214×137cmとハイエースに引けを取らないサイズを確保。シンク、センターテーブル/両サイドテーブル、80Aサブバッテリー、350Wインバーター/AC 100Vコンセント、DC12V電源、LED照明&スポットライトを標準装備しています。 これに自宅のリフォームのように家具やマットの色や素材を自由に選べるということで、98万円~のデリカD:5キャンパーフルキットで、唯一無二のキャンピングカーを作り上げることができます。もちろん旧型デリカD:5用キットも用意しているので、年式を含めて相談してみてはどうでしょうか!
ソトラバ編集部