テラスカイ、「mitoco」向けモバイルアプリを強化しワークフロー・申請機能と連携
株式会社テラスカイは30日、Salesforceと連携するコミュニケーションツール「mitoco(ミトコ)」のモバイル用アプリケーション「mitoco Mobile」を「同 Ver.3.0」にバージョンアップしたと発表した。 【この記事に関する別の画像を見る】 mitocoは、Salesforceとの連携を意識して作られたクラウド型コミュニケーションツール。Salesforceをプラットフォームとしているため、Salesforce上のCRMデータとの連携を容易に行えるほか、柔軟性の高い開発基盤上でカスタムアプリケーションを追加開発することも可能という。 テラスカイでは、このmitoco向けにモバイルアプリを提供してきたが、機能ごとに分かれていたアプリを統合し、ひとつのアプリから複数の機能を利用できるmitoco Mobile(iOS/Android向け)として統合を進めてきた。 今回のバージョンアップでも統合を強化しており、ワークフロー機能である「mitoco ワークフロー」に対応。“やること”タブから、申請されたデータの承認・否認を行ったり、承認履歴の確認やコメント/チャットへ入力したりできるようになった。 また、電子申請承認機能である「mitoco 申請」にも対応した。こちらも“やること”タブから、申請されたデータの承認・否認を行えるほか、修正履歴や回覧履歴の確認もできるとのこと。 このほか、トークの既読を未読に戻して後から読み返したり、Push通知から各詳細画面に遷移したり(iOS版のみ)する機能を追加。さらに、アプリ内の通知アイコンの位置をオプションから各ページのヘッダーに移動させ、通知に気づきやすくする改善を行った。 加えて、スケジュールでは、デスクトップ版のレイアウトより簡易的な表示にすることで、予定の登録できる機能も新たに提供する。同機能は、カレンダー設定の[デスクトップ版レイアウトを使う]をOFFにすると利用できるとのことだ。
クラウド Watch,石井 一志