梅田から1駅、古くて新しい長屋に総勢67店舗が集うマルシェ
大阪・中津の複合長屋「キタの北ナガヤ」(大阪市北区)で、料理家、職人、作家などが集まるマルシェイベント「2024秋の露地庭市」が11月2日~4日に開催される。 【写真】かわいいワンちゃん3匹連れのお客さんも 「キタの北ナガヤ」は、「しかたがない解体」から「仕方はある再生」へをテーマに、建物のハードとソフトの両面から、古い建物の再生と再生後の管理運営を提案、実行する「Batonship」代表の小野達哉さんが2018年から大阪・中津エリアで主導するプロジェクト。 普段は曜日固定や月1出店、年1出店などの方も多い「キタの北ナガヤ」のレンタルスペースの店主や、固定テナント、ご近所の素敵なお店などを、より多くの方に知ってほしい、という想いでスタートしたのが、現在年に2回、春と秋に行われているマルシェイベント「露地庭市」だ。過去には、パンやスパイス料理に特化したマルシェなども開催しており、この場所でのイベント開催は今回が10回目となる。 今回のマルシェのテーマは「なんでもありのごった煮市」。出店者は、各国の料理やお菓子、パン、カレー、クラフトビール、wine、アクセサリーや洋服や帽子、植物、金継ぎ体験、料理教室、出張カット、お灸、占い、古物販売、整腸整体体験、アート鑑賞など多岐に渡り、委託販売も含めると開催3日間で67の出店者が揃う。 小野さんは「フードや物販が特に人気がありますが、アート鑑賞、金継ぎ体験、養生相談とお灸体験、整腸整体体験、マエガミカット、占いなど、『楽しいコト』も盛りだくさんのマルシェです。車も通れない路地沿いのナガヤ全体を会場にしたイベントのため、ベビーカーを押してご家族で来られる方や、ワンちゃんを抱き抱えて来られる方も多いです。気軽に来ていただき、多種多様な『キタの北ナガヤ』の魅力を感じてほしい」と話す。 「2024秋の露地庭市」は、11月2~4日の昼11時から夕方4時まで、入場無料。雨天決行。各日程の出店者等詳細は公式Instagramなどで確認を。