19’センバツ龍谷大平安 主力選手紹介/8 多田龍平捕手(2年) /京都
<第91回選抜高校野球> ◇昨秋の2敗「いい経験に」 昨秋は選球眼の良さなどを買われて3番に起用され、チーム一の9四死球。チャンスメーカーとなる一方で、近畿大会決勝では延長十二回2死から逆転サヨナラ打を放った。直前の守りで自らの失策も絡んで先制され「しっかり受け止めろ」と監督に叱責されていた。だが後輩に励まされ「泣きそうになった」と奮起した。 新チームになって初めてベンチ入りしただけに、経験がものをいう捕手としてはリードや間のとり方で厳しい指摘を受けることも多い。昨秋敗れた2試合は「1点の重みを思い知らされた。いい経験にしなければ」。投手陣の考えも大分わかるようになってきた。奈良市出身。打率・286、0本塁打、5打点。(成績は昨秋公式戦) 〔京都版〕