“初めて笑った”難病の息子へ 母親が描いた絵本 家族で支えともに生きる 未来への願い
障害のある隼人くんがいる生活は「当たり前」。 隠すことはないと考えています。 あいかさんは障害者への理解を広めたいと去年、絵本の販売サイト「絵本屋だっこ」を立ち上げました。 今年4月までに1100冊以上を販売し、売り上げは絵本配布のための資金や障害児支援のために寄付しています。 (庄司あいかさん)「隼人がいなかったら今の私はないし今の家族はない。なので隼人が来てくれたことで、教えられたことも本当にたくさんあって、苦しかったことも本当に意味があって、今につながっているなと思う。それがあるからこそ今私が伝えられることがある、絵本に込められる思いがある。本当に隼人には感謝してます」
絵本作家として歩み出したお母さんを見て、陽菜ちゃんにも夢ができました。 (陽菜ちゃん)「いろんな障害の人のことを、みんなに知らせるような絵本を作りたいなと思っています」 (庄司あいかさん)「私の発信することに対して共感して寄り添ってくださる方がこれから増えていくと、もっと優しい社会になっていくんじゃないかなと思っています」 いま、あいかさんが伝えたい思い… それは「誰もが共に生きる社会をつくる」ことです。